シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

香取神宮へ

 

我々夫婦の阿蘇・高千穂旅行などで中断していた息子の運転練習がまた始まりました。約3週間ぶりでしたから、最初は感覚が戻らないようで緊張していましたが、徐々に慣れて来ました。本音を言えばもう週末ごとの同乗練習までは不要だと思うのですが、助手席に誰か乗ってアドバイスしてくれると安心感が全く違うと言いますし、既に我々夫婦にとっては週末観光と化してもいますので、彼が望むなら拒む必要もありません。

 

私が通った高校は在学中に免許所得する風土が全くない学校で、ほぼ全員が進学後に普通免許を取るのですが、1年浪人した私はその間に免許取らせてくれとも言えず、大学入学後の夏休み、20歳になった直後に普通免許を取得しました。ですから友人たちはその時すでにいっぱしのドライバー気取りで、助手席に乗っても辛らつな指摘ばかり、乗ってくれるだけで安心感があるなんていうことはなかった気がします。
同級生に上から目線であれこれ言われるのは嫌でしたから、当時父親が乗り換えで廃車にする予定だった三菱ミニカ70という軽四を譲り受け、一人で試行錯誤しながら練習しました。まあ50年前の四国の田舎ですから、交通事情ものんびりしたもので、初心者でもそう困る状況はなかったと記憶しています。
ネットで検索すると沢山画像も出て来ました。中々センスの良いクルマで気に入っていたのですが、既にボロボロの状態でしたから、程なく壊れてしまいました。

 

当時のカタログをネットから拝借しました。

 

さて本題の観光記ですが、この日は下総国一の宮である香取神宮に行って見ることにしました。ここは元旦の早朝、宮中で天皇が天地四方の神を拝する「四方拝」で遥拝される神社の一つともなっているのだそうで、とても格式は高いです。茨城県の息栖神社、鹿島神宮と合わせた東国三社の一つでもあり、この3つの神社を結ぶ三角形は強力なパワースポットとも言われています。

 

馴染みのラーメン屋さんで昼食を済ませた後のんびり出発、千葉ニュータウンの印旛日本医大駅付近で国道464号線を北にそれ、安食(あじき)で利根川沿いの利根水郷ライン(国道356号線)に出ました。利根水郷ラインは信号も少なく、サイクリングロードが並行してありますから自転車の通行も無く、運転には楽な道です。ただ利根川の土手が視線より高いところが多くて殆ど川面を見ることはできず、名前のロマンチックさとは違って単調で飽きの来る道でもあります。

 

 

香取神宮に到着してみると駐車場はとても混雑していて、私たちにとってはこれまでで一番の人出です。菊まつりの期間中だった事と、11月15日は過ぎていましたがその直後の週末とあって七五三詣りがまだ行われていた事が理由のようで、多くの参詣客で賑わっていました。また、私たちが参詣している時ちょうど結婚式が始まり、新郎新婦や参列者が巫女さんの先導でやって来ました。本格的な神前結婚式も良いですね。

 

 

香取神宮の拝殿や本殿は黒漆塗りで厳かな雰囲気です。神社に対して適切な言葉かどうかわかりませんが迫力があります。
参詣後は参道の茶屋で団子を食べ、土産物屋の看板猫にもご挨拶して帰ったのですが、印旛沼付近では西に沈む夕日がとてもきれいでした。写真では見えにくいですが、最後の写真には富士山のシルエットが写っています。夕方これが見えるようになると冬が近いと感じますね。

 

 

 

 

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