シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

群馬・埼玉車中泊旅:前日編

 

11月最終週、宇都宮での仕事があったのですが、この日は夕方2時間程の予定でしたから前泊までは必要なく、昼頃ゆっくり出発しました。
それ以降週末までの3日間は何も予定が無かったのですが、妻の方は実家の義父母の病院付き添い等で出掛ける事ができませんでしたから、今回は仕事を終えたらそのまま車中泊旅に行く事にしました。

 

ハイエースに3日分の着替えを積み込んで昼過ぎに宇都宮へ向けて出発、18時過ぎに宇都宮市内での仕事を終えて、ここからプライベート旅の始まりです。
どこに行くというあてがあった訳ではなく、単なるブラブラ旅なのですが、時期的には紅葉を見に行くのが妥当そうです。ただ東北の紅葉はもう終わっているようですし、急に冷え込んで来ましたから山間部などでは凍結も心配です。
私のハイエースはノーマルタイヤのままですし、今シーズンの桜旅は北海道に行く予定も無いですからスタッドレスには替えないままでいこうかなと考えています。念のためタイヤチェーンだけは積み込んでいますが、クルマに詳しい知人からは、ハイエースの二駆(私のはこれです)はFR(フロントエンジン・リアドライブ)なので空荷に近い場合いくらタイヤチェーンをしても後輪が空転するばかりで進まないよと脅されています。ベッドキットを組み込んで諸々の車中泊セットも積み込んではいるものの、1t以上楽に積めるハイエースからしたら空荷に近いのかも知れず、雪道や凍結路にからきし弱い私は、できるだけその恐れがあるようなところには近付きたくないのです。まあこれはスタッドレスに履き替えていても同じことではありますが。

 

行き先をまだ決めていませんでしたし、既に18時を回ってあたりは真っ暗でしたから、この日はいつも宇都宮での仕事で前泊に使っている壬生のパーキングエリアで車中泊することにしました。市内の入浴施設で一風呂浴び、昼間に途中の道の駅で買い込んでいた食材で車内食を食べ終わるともう21時前でした。

 


結局翌日はここ栃木県のお隣、群馬県に行くことに決めました。北関東ならまだ散り残った紅葉もあるでしょうし、仕事では勿論、日光や鬼怒川、那須高原等観光でも来たことが多い栃木県と比べて、群馬県にはあまり行ったことが無いのです。草津温泉に2度ほど泊まったことがあるのと、赤城山にソロツーリングで行ったくらいしか記憶にありません。

 

紅葉ウォーカーというサイトで調べてみると、群馬県でももう殆ど紅葉は終わっているようですが、桜山公園と碓氷第三橋梁(めがね橋)がまだ見頃となっていましたので、とりあえずここを目的地としました。
桜山公園は知らなかったのですが、冬桜が有名で紅葉と桜を同時に楽しめるのだそうで、桜好きとしては見逃すわけにはいきません。また碓氷第三橋梁は、軽井沢からの帰りなどに何度か通ったことがあり、紅葉をバックのめがね橋もいいだろうなと思ったからです。
紅葉ウォーカーは角川(今の正式名称はKADOKAWAなんだそうです。)のウォーカープラスという会社が運営していて、桜旅の時にも参考にしました。昔東京ウォーカーという情報誌があり、関西ウォーカーや北海道ウォーカーなどの姉妹誌も続々と発刊されましたが、それが前身です。紙の情報媒体は多くがネットに駆逐されてしまいましたね。

 

この夜は夜中から明け方まで激しい雨が降り、何の遮音対策もしていない私のハイエースは、雨がルーフを激しく打つ音でうるさかったです。
しかし最近のPA・SAでは、昨年の規制強化でトラックドライバーの4時間を超える連続運転の禁止(4時間で30分の休憩が義務付けられたので「ヨンサンマル休憩」と呼ばれているそうです。)や、1日9時間以上の運転の禁止が定められたことで、駐車場はエンジンを掛けっぱなし(積み荷の関係で止むを得ないケースが多い)にした大量の大型トラックで埋め尽くされています。そのエンジン音はかなりの音量で、いつもそれに慣れていますから雨の音もそう苦にはならず、結構熟睡できました。

 

 

 

 

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