千葉県の君津市にある、「ドリプレ・ローズガーデン」というところに行って来ました。正式名称は「ザ・ドリーミングプレイス・ローズガーデン」で、薔薇好きのご夫婦が長年かけて作り上げた英国風の庭園です。
今はバラの時期でもありませんし、私自身英国式庭園にそう興味がある訳でもないのですが、ここのもう一つの売りが園内で自由に暮らしている保護猫たちで、こちらには断然興味がありますので、以前から行きたいと言っていた妻のリクエストにより、息子の運転で行って来ました。
いつも混み合う京葉道路の船橋エリア、穴川IC付近を抜けて君津ICを降りたのが12時半頃、現地には13時過ぎに到着しました。
到着してすぐ、駐車中のクルマの上で丸まっている猫を発見。車中の若いカップルに聞いてみると、駐車したと思ったらすぐにボンネットに飛び乗ってきて、エンジンの熱で暖まっている部分を見つけてそそくさと座り込んだのだそうです。お二人は到着してからドアを開ける事すら遠慮して、車中からそっと見守っているんだとか。何と優しい!!
ここは庭園見学と、併設されているカフェの利用は別々に設定されており、カフェの利用だけなら見学料は不要です。バラのシーズンかどうかで庭園見学料は差が付けられているようで、この日は一人700円でした。
昼を回っていましたので、まずはカフェでご飯を食べることにして、私は「海の幸のトマトソーススパゲティ」を頼んだのですが、濃厚ソースで好みの味でした。
食べ終わってから園内を散策し始めると早速猫たちに遭遇します。カフェでもらったキャット・スタッフというリストでは10匹が登場していましたが、この日も7~8匹には会うことが出来ました。12月になり、寒がりの猫たちは姿を見せないかもと心配していたのですが、日中は風もなく暖かい日差しが届いていましたので、猫たちも庭で思い思いに寛いでいました。
時季外れではありましたが、今咲いている花もあり、猫と遭遇しながらの散策はとても癒されました。庭が素人臭いとか、貧相だとか、田舎過ぎて遠いとか、あげくは毛虫がいる(冬の今は居ませんが、開花時期には当たり前、、)とか、言いがかりに近いような酷評コメントも多く見かけましたが、個人的には全てOK!です。
一通り園内を見て回り、猫たちとも触れ合いましたので、英国式にアフタヌーン・ティで一休みすることにしました。これは一日7台(1台2人前)限定ということなのですが、この日はまだ残っていました。スコーンやチーズケーキ、クロワッサン等華やかで映像映えします。
お茶の後、もう一度猫に会って帰ろうということで園内に戻ったのですが、寝床でまったりしていた白茶のリリィ(?)は布団に突っ伏して熟睡モードに入っていました。他にもさっきは姿を見せなかった猫たちがいて、この日は十分満足できました。
君津市のお隣、富津市にある「花はなの里」というキャンプ場でも保護猫たちが自由に暮らしています。そこの猫たちはもっとワイルドで、毛並みも外猫相応の汚れ方なのですが、ここドリプレ・ローズガーデンの猫たちは毛並みもとてもきれいで、外猫とは思えない程です。
息子はこの日の夜、立川で友人のライブがあるとの事で、途中最寄りのJRの駅で別れ、我々夫婦は自宅近くの「Coco壱番屋」で手っ取り早く晩御飯としました。Coco壱のカレーは定期的に食べたくなるのです。