シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ジャネーの法則

 

2024年も早や12月で、あっという間に一年が過ぎてしまった気がします。
最近は毎年同じことを言っていますが、年齢を重ねると時間が早く感じる現象は「ジャネーの法則」と呼ばれます。これは、フランスの哲学者であるポール・ジャネーが発案した法則で、生涯のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例するというもので、年齢を重ねるにつれて自分の人生における1年の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じるのです。
例えば10歳の子供の1年は10%ですが、40歳の人の1年は2.5%、70歳の私の場合はわずか1.4%にしか過ぎません。なるほどこれは納得ですし、確かに小学生の頃の一年は果てしなく長かったような記憶があります。

 

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上の2年前の年末記事でも全く同じことを書いていたのですが、この時はまだ68歳なので1年は1.5%としています。2年経過して更に1.4%にまで比率が低下した訳です。
また時間の経過の感覚には、楽しい時間は早く感じられるという説もあるので、どうせ早く感じるのならば楽しい時間を増やしていきたいと殊勝なことを書いていますが、さてその後の2年間どうだったのでしょう?

 

昨年夏に中古でハイエースバンを購入したことで単独での旅行が格段に増えたことは、この2年での大きな変化と言えるでしょう。バイクでのロングツーリングは2017年の北海道が最後で、その後コロナ禍などがあって出かける機会を失っていましたから、一人旅という新しい体験が加わったことは間違いありません。そしてそれが楽しい時間であることも確かなようで、車中泊の旅はあっという間に過ぎていきます。

 

 

長期の旅としては、購入してすぐ足慣らしと称して出掛けた真夏の東北旅、秋にフェリーで九州までワープして九州・四国・関西と回った桜前線旅の前哨戦、そして本番の桜前線旅は九州・中国・北陸の前半戦と北海道単独で回った後半戦ということになりました。その他の1泊2泊程度の旅まで含めると、納車から今年の夏までの1年間で優に2カ月以上は車中で泊まっていた勘定になります。我ながらよく遊んだもので、時間が経つのが更に早かった理由とは言えそうです。

 

ただ、最後の北海道旅の終盤には、一人旅の楽しさと人寂しさが相半ばして来て、早く帰ろうという気持ちにもなりましたし、車中泊の物珍しさ自体が薄れてきているのも確かです。その日その日の行程をあらかじめ決めなくても良い(宿泊先を予約する必要がない)という自由度は何物にも代え難いですが、ホテル泊の方が快適なのもこれまた明らかです。
去年回り残した四国・関西・甲信越・東海・東北の桜旅には来年行く積りですし、それ以外でも車中泊旅はするでしょうが、昨年ほどの勢いは無くなりますかね。
そしてその減った分を妻との旅に当てることにすれば、人恋しさを感じることもありませんし、妻にも喜ばれるという一挙両得となる、はずです、、、。
妻の実家の事情もあって長期間夫婦で旅に出ることはできませんから、今年行った奥入瀬や屋久島程度の2泊3日旅をまた検討することになりそうです。

 

 

 

 

 

 

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