シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

白井市の郊外を散歩


何も予定が無かった日曜日、散歩にでも行くかということになり、妻と10時過ぎにクルマで出掛けました。
散歩ならクルマで出掛けなくても良さそうなものですが、我が家の周辺は昔ながらの住宅街で、狭い生活道路には歩道すらないところが多く、散歩するのにもクルマに気を使わなければならないので高齢者や子供には危険です。それに殺風景な住宅街を歩いても楽しくもありませんから、先日ブログにも書いた松戸市の「21世紀の森と広場」のようなところまでクルマで行ってそこを歩くことが多くなります。そしてせっかく出掛けるのなら行き帰りで外食でもして帰ろうかとなるのがいつものパターンです。子供たちが家を出て夫婦2人だけになり、彼らのために朝食や夕食を用意してやる必要が無くなりましたから、昼食以外でも外食する機会は増えましたね。

 

この日は白井市の公園を起点に周辺を歩いて見ることにしました。白井市も住宅街ですが、千葉ニュータウンとして比較的最近になって開発された街並みですから、都市計画もしっかりしていて、公園やその周囲を散歩するだけでも我が家周辺と比べてかなり快適なのです。

 

白井市役所に隣接した文化センターの駐車場にPOLOを停めて散歩開始です。この一帯には市役所を中心としてプラネタリウムや図書館がある文化センター、ホール設備のある文化会館、保健センターなど白井市の行政機関が集中していて、各施設新しくて充実しています。
白井市は「しらい」ではなく「しろい」で、千葉に越して来てしばらくは間違えたまま読んでいました。人口6万人強の小ぶりな市ですが、北総線が成田空港まで順次延伸して行くのに合わせて千葉ニュータウンの開発が加速し、白井市も急に大きくなりました。駅前にはマンションや戸建てが一気に増え商業施設も多くできましたから、財政は豊かなんだと思います。

 

そしてこの市役所エリアには白井総合公園という公園があります。松戸市の21世紀の森と広場などと比べれば小振りですから、公園内で散歩が完結するという訳にはいきませんが、休日には小さな子供たちを遊ばせる若夫婦や、犬の散歩をする人などが多いですから、ここを散歩の起点終点として、周辺のまだ農村の風景が残る一帯を歩いてくる、というのがいつものパターンです。
白井市は急に大きくなったと書きましたが、開発が進んだ駅前エリアを一歩離れれば、昔の北総地区の農村はこんなんだったんだろうなあという風景が今も残っています。簡易舗装こそされていますが昔ながらの道で、歩道が無いのは我が家周辺と同じなのですが、そもそもクルマの往来が殆どありませんし、スピードを出せるような道でも無いですから、歩いていて危険を感じるようなこともありません。

 

散歩の途中にある「佛法寺」というお寺では境内・門前の松が見事に雪吊りされていました。ちゃんと写真を撮っていないのですが、まず積雪することの無いこの地区でこんなにきれいな雪吊りはあまり見かけないと思います。
またこのお寺の門の脇には「元三大師」の像が安置されているのですが、私はこのお寺で元三大師のことを初めて知りました。それまでもこの像を見ることはありましたが、正直気味悪い像で、悪魔か何かだとばかり思っていました。ただ、悪魔の像を護符にしたりはしないだろうというのが不思議だったのですが、実は自ら鬼の姿となって疫病・厄災を払った、良源という比叡山・延暦寺の偉いお坊さんの像だったのです。
元三大師と呼ばれるようになったのは、元旦三日に亡くなったからだそうで、鬼の姿ですから角があり「角大師」とも呼ばれます。

 

 

 

一廻りして市役所エリアに戻り、保健センターの一階にある「Cafe&Dining FUKUROU 」というカフェで、明太子のパスタ、キノコのピザ等を食べてから帰りました。この店も妻がチェックしていた店なのですが、素朴で温かな接客にホッコリしました。

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ