3ヶ月毎の定期検査で都内の病院に行って来ました。また2日後には大腸ポリープの切除のために同じ病院に行かなくてはならないのですが、、、。
検査結果に大きな問題は無く、各数値も若干ながら好転しているので、これまで通りの経過観察を続けましょうということになったのですが、血糖値だけは頑固に下がらず、投薬前のギリギリの線で踏みとどまっている状態です。
病院を出て、これもいつもどおり神宮外苑の散歩に向かいました。国立競技場そばにあるホープ軒のこってりラーメンにはかなり引き寄せられたものの何とか自重し、この日は国立競技場前から絵画館の方に回ることにしました。絵画館の周辺は何度も歩いているのですが、敷地内に足を踏み入れるのは初めてです。
絵画館は、正式名称が「聖徳記念絵画館」で、明治天皇・皇后の生涯を日本画・洋画80枚の壁画で展示しているのですが、これも今回入場してみて初めて知りました。館内は撮影禁止ですので、受付前の一角だけ写真に撮らせてもらいましたが、各地から取り寄せられた色とりどりの美しい大理石をふんだんに使った内装も見事ですし、絵画も大きくて迫力があります。そしてそれぞれの絵には登場人物や場面の詳細な説明が付いていますから、歴史絵巻を見るようでとても興味深く見学出来ました。
絵画館を出てからは、神宮球場の裏手からいちょう並木の方にまわって青山一丁目の駅まで歩くことにしました。紅葉のピーク時とは打って変わって、全ての葉を落とした冬枯れのいちょう並木には訪れる人も少なく、ゆっくり散歩することが出来ました。
ちょうどお昼時となりましたので、どこかでご飯を食べようと思ったのですが、12時を回ると周辺のオフィスからどんどん人が溢れて来て、どこも行列となっていました。
結局青山一丁目の駅まで来てしまいましたから、もう少し時間をつぶすためにホンダのショールームを覗いてみることにしたのですが、私が特に興味を惹かれたのは、入り口前のDAX125と館内の初代NSXでした。初代NSXは純粋に国産最高のスーパーカーだと思います。
そしてこの日の午前中には、この上のホンダ本社に日産の社長が訪れ、統合話を御破算とする会談が行われたのでした。この後昼ご飯を食べながらスマホのニュース速報でそれを知って、何だか感慨深かったです。
昼ご飯は、地下鉄の青山一丁目駅がある地下街で食べたのですが、まだお昼休みの人波は引いておらず、どこもかなりの行列でした。待たないことを優先して、行列が丁度途切れたタイミングだった魚料理の店に適当に入ったところ、これが大当たりで、とても私好みの「カレイの煮付け」を食べることが出来ました。「孤独のグルメ」の主人公、井之頭五郎の台詞に「漬物がウマい店は信用できる。」というのがあるのですが、この店の白菜の漬物もとても美味しくて、上品な塩加減と柚子の風味でお代わりしたいくらいでした。
先日の我が家の新年会では、みんなにその都度促されたおかげで料理の写真も残せたのですが、この日は一人でしたので、案の定写真は撮り忘れました。
血糖値を下げるには食事と運動ですよということを主治医から耳にタコができるくらい毎回毎回聞かされているので、その初日位は頑張ろうかと帰りの神宮外苑散歩が恒例化しているのですが、この日ものんびり歩きではあるものの1万歩は達成しました。食事も、ホープ軒のラーメンもステーキも牛丼も我慢して煮魚とした(これは結果論)のですが、これを継続できないところが問題の根本ではあります。