シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

桜旅五日目:徳島~高知、ちょっとだけ愛媛

前日、徳島で見かけた気になる看板です。セレモニーホールなのですが、「やらかす」と言われてしまうと、頼むのに勇気が要ります。

 

 

この日は徳島港から少し南に下ったところにある道の駅「公方の郷なかがわ」からの出発です。てっきり海岸線を進んで室戸岬を経由するコースなんだと思っていたら、Googleナビは途中から海岸線を離れて内陸を行く道を指示してきました。確かに室戸岬経由よりもかなり距離は削減されたようですが、例によって狭い山道を延々と走ることになり、朝っぱらからかなりげんなりしました。歴とした国道ですが、いわゆる三桁国道のR195で、R1200Rで走ったら楽しい道だと思うよと友人に言われた通りで、ハイエースには向きません。

またちょっと余談ですが、「歴とした」は「れっきとした」のはずが、ここでそのとおり入力すると「列記とした」しか出てこず、「れきとした」と入力して初めて「歴とした」が出てきます。最初私が記憶違いをしているのかとも思いましたが、調べて見ても間違いではありませんでした。

 

R195がようやく山中を抜けてかなり大きな街に出て来た時、そこでも桜祭りが始まっていたのですが、この日は土曜日で既にかなりの人出でしたから、まずは高知城公園に急ぐことにしました。そこまでの山道でも街中でも桜はほぼ満開で、絶好のタイミングで高知入りしたようです。
高知城の桜もほぼ満開でかなりの人が訪れていましたが、城内は広く周囲に駐車場も沢山ありますので、さほど苦労なくハイエースを停めることが出来ました。

 

 

今回は高知県をスタートして時計回りに愛媛・香川そしてまた徳島へ戻るお遍路さんと同じコースを考えていましたので、この後は四万十・宿毛方面から愛媛県の宇和島を目指すことになります。

 

ネットで情報を収集し、四万十市の為末公園と宿毛市の宿毛天満宮を次の目的地としたのですが、高知へ行くなら国産鰻を食べないとと友人から勧められていましたので、四万十の鰻を昼ご飯に食べることにしました。
選んだのは四万十町の「うなきち」という、気取ったところのない地元密着タイプのお店です。
最初運ばれてきたのは下の写真の状態で、蓋を取ってみると鰻の姿がありません。「間蒸し」という間に鰻を挟むやり方もあるにはありますから、箸でほじくって探していると、お店の人が慌ててやって来て「すみません!鰻乗せ忘れました!」と。そういえば間蒸しだって上には鰻がちゃんと乗っていて更に間に挟んである、というものですから、上に載ってない時点でおかしいのです。お店の人は勿論大慌てで平謝りなのですが、箸でほじくっていた私自身は大笑いで、面白い一件でした。帰りにはお詫びのしるしということで四万十うなぎの日本手ぬぐいを貰いました。肝心の鰻も関西風にパリッと焼き上がっていて大層おいしかったです。

 



四万十町の隣に四万十市があって次の目的地為末公園はこちらなのですが、ややこしいですね。以前は中村市で、私なんかの世代にはこの名前の方が馴染みがありますが、隣の土佐町と合併して四万十市となったのだそうで、四万十町とは何やら確執がありそうですね。
為末公園は市民の憩いの場という感じで、家族連れがまったり楽しんでいました。その次に行った宿毛市の天満宮は更に人気が無く、本当にここで良いのか?という裏町風情の狭い道を行った先に小さな駐車場があり、私以外には一組居ただけでした。どちらも穴場と言えるでしょう。

 

 

次の目的地は愛媛県の宇和島なのですが、せっかくここまで来ましたから、30年振りに足摺岬にも寄って行くことにしました。とすれば宿毛近辺で車中泊となりますので、一度愛媛県入りして、愛南町というところの温泉に入り、また高知県に戻って宿毛市の道の駅で車中泊しました。
また四万十市の為末公園はすぐそばに四万十川が流れているのですが、「佐田沈下橋」との表示を見て、寄って行くことにしました。写真や映像で見たことのある沈下橋そのものですが、正直単なる「欄干のない橋」と言ってしまえばその通りです。

 

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ