シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

桜旅七日目:愛媛県

 

桜旅も一週間経過しましたが、高知県・愛媛県と満開の桜を沿道の至る所で目にすることが出来て幸せです。
この日は西予市の道の駅を出発して、まずは大洲城を目指します。いつもの通り早起きしましたので7時には大洲城の駐車場に到着。まだ駐車場も開いておらず無料で停め放題です。早朝散歩の数人に出会っただけで殆ど大洲城も独り占め状態でしたが、とても立派な石垣と小振りながら美しい天守が朝日に映えてとても綺麗でした。

 

 

その後は内子町に向かいます。ここは江戸時代後期から明治期にかけて木蝋(もくろう=ハゼノキやウルシの果実から抽出した天然のロウで、和ろうそくの原料)の産地で、これにより莫大な財を成した豪商によって豊かな街が出来上がり、今でも趣のある街並みが観光資源となっています。
朝早く出発して何も食べていませんでしたから、ここの道の駅でトイレ休憩を兼ねて小休止です。そのあとはこの町を流れる小田川沿いの桜並木を見物し、そこからは松山城を目指しました。

 

 

国道56号線を順調に走って松山には昼前に到着、早速松山城に向かいますが、お城に登るロープウェイ周辺は人で溢れていて、駐車場もどこも満車です。まあ松山城には過去何度か来たこともありますので今回はパスすることにしたのですが、松山市内ではお城に向かう途中に走った石手川緑地の桜並木が見事でしたので、車中から走りながらの見物でも十分満足しました。

 

この日は前日の宇和島の鯛めしとの比較で松山の鯛めしを昼食としようと考えていたのですが、余りの混雑で松山市内は早々にパスしましたので、次どこかで昼ご飯と考えて、今治市のB級グルメ「焼豚玉子飯」を食べてみることにしました。名前だけは知っていたのですが挑戦するのは初めてで、適当にランキングに出て来た「白龍」という店を選んで入店しました。地元の常連客で一杯のいわゆる町中華で、焼豚玉子飯も想像した通りの焼豚と目玉焼きとタレの味の丼で、まあ不味いはずは無い、というものです。

 

 

午後一でリモートの予定がありましたので、急いで今治市内の道の駅に移動して業務は無事終わったのですが、そこへ向かう途中で隣県香川の丸亀市から来ている消防指揮車に出会いました。大きな被害が出た今治市の大規模山火事の応援で来ていた模様で、この日には何とか鎮火していましたが影響は甚大のようで、車中リモートした道の駅の裏山も大きく焼け焦げて、まだ焦げ臭いにおいが残っていました。

 

この後は香川県へ向かう国道11号線をひた走り、もう暗くなった頃、県境を越え香川県に入ってすぐのところにある「道の駅とよはま」に到着しました。この晩は風呂もパス、夕食も途中調達して来たもので簡単に済ませて早々に就寝態勢に入りました。
この道の駅に隣接して「鳥越製麺所」という割と有名なうどん屋があって、ここは朝6時から営業しているようですから、起きたらすぐ朝うどんが食べられると目論んでもいたのです。
ところが夜中になってどうにも道の駅周辺の臭いに我慢できなくなり、起き出して、わざわざ高速に乗り、最寄りの「豊浜SA」まで移動しました。近くに適当な道の駅が見つけられなかったのでサービスエリアにしたのですが、翌日泊った「道の駅ふれあいパークみの」も40分程走れば行けるところだったことが、翌朝改めて調べてみてわかりました。
何の臭いだったのかと言われても良くわからないのですが、とにかく私には生理的に受け付けられない臭いでした。大雑把なようでいて意外なところが繊細なのです。

 

 

 

 

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