シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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桜旅八日目:香川

 

前夜は夜中に起き出して、香川県観音寺市にある道の駅から同じ市内の高速サービスエリアに移動したのですが、おかげで楽しみにしていた「鳥越製麺所」の朝うどんは食べられなくなりました。
ただこのSAにも24時間営業の讃岐うどんの店があって、今回の桜旅での最初の讃岐うどんはこの店のかけうどん+ちくわ天となりました。
まあ普通の讃岐うどんですが、ちょうど私の前で茹で上げた麺が無くなり、茹でるのに10分程待つことになりました。急ぐ旅ではありませんし茹でたてを食べられるのなら全く文句はありません。

 

 

ここから香川県の桜巡りスタートですが、地元にも関わらず知らない桜名所が多いです。考えてみれば私は高校卒業まで地元で暮らしたのですが、親に連れられてではなく独自に町内を出て遊びに行きだしたのは精々中学校からでしょうから、中高合わせても6年にしか過ぎず、大学時代の帰省を合わせても大した年月ではありません。今住んでいる千葉がもう30年を超えるのと比べれば知識が無いのも当然です。

 

まずはスタート地点の観音寺市のお隣三豊市で、3か所回ります。
最初が「朝日山森林公園」で、1980年代に住民の勤労奉仕や各所からの樹木の寄贈を受けて作り上げられた公園なんだそうで、これは私が故郷を離れた後の事です。
確かに山を埋め尽くすような桜は見事で一見の価値はあります。

 


次に向かったのは、同じ市内にある道の駅「たからだの里さいた」です。ここも私が故郷を離れてから出来た道の駅ですが、そもそも道の駅自体が1993年から設置が始まった施設で、私が中高生の時代には存在すらしていなかった訳です。
日帰り温泉もある立派なものですので、前日もう少し早く到着できていればここまで来ても良かったですね。

 

 

その次は「不動の滝カントリーパーク」というところで、以前からあった不動の滝を中心に立派な公園が整備されています。私が高校生の頃ここは水量の乏しい貧相な(失礼!)滝と不動堂・納骨堂などがあるだけの寂しいところで、めったに人も行かないような場所でした。私は高校生の時、悪友たちとその納骨堂で肝試しの徹夜麻雀をしたことがあるのですが、それが今では様変わりで納骨堂がどこだったのかも思い出せません。また、今の滝は水量豊かな堂々とした滝ですが、これはポンプで水を汲み上げている人工滝です。

 

 

ここでお昼時となりましたので、隣の観音寺市に戻り、「かじま」という有名店でうどんを食べることにしました。帰省の度に時間が許せば立ち寄っている店で、売り物は「釜揚げうどん」、客の9割以上はこれを頼むと思うのですが、私はいつも「きつねうどん」です。ここの良く味のしみた大きな油揚げが好きなのです。この日もかなりの行列だったのですが、やっと座った店内で釜揚げ以外は多分私だけだったと思います。
その代わり皆が釜揚げですから回転は凄く良くて、行列が出来ていてもそんなに待たないのですが、この日は県外からの家族連れ(並んでいる内に、会話の内容が聞くともなく聞こえてきたので、、)が多かったからか、とても時間が掛かりました。きつねうどんと香川のうどん屋では定番のおでんですが、昆布は珍しいと思います。

 


そのあとは地元で暮らす幼馴染の家に、もう一人の幼馴染とお邪魔してしばらく旧交を温め、夕方は「ふれあいパークみの」という道の駅で車中泊です。ここは宿泊もできる温泉で、その駐車場が道の駅として整備されているのですが、私も宿泊施設の方には過去家族と何度も泊まっています。
温泉から上がってすぐそこのレストランで夕食も食べて、あとはハイエースに戻って寝るだけでしたから楽ちんでした。食べたのは「あら煮定食」ですが、瀬戸内ではこの手の煮魚がとても美味しいです。
そしてこの夜は、ハイエースもライトアップされた桜並木の下でした。

 

 

 

 

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