また一人旅に戻って、岡山県と兵庫県の県境近くの道の駅から桜旅再開です。
まずは兵庫県の桜の名所として姫路城を目指したのですが、メジャーな観光地ですから早朝に着けるように5時過ぎに道の駅を出発し、6時半には姫路城の駐車場にハイエースを停めることが出来ました。
岡山から姫路へ向かう道はほぼ真東に向かって走りますから、正面からの日の出がきれいに見えるのですが、かなり眩しいです。


大改修後の姫路城に来るのは初めてでしたが、漆喰の白がより鮮やかになって白鷺城の別名の通りの美しさでした。城内の桜もほぼ満開でしたので、早朝にもかかわらずかなりの訪問者が居たのですが、何せ広いですから静かに散策できました。この時間だとツアー客がほぼ居ませんのでそのおかげで静かだというのはありそうです。






姫路城の写真だけでもかなりあるのですが、キリがありませんのでこれくらいにしておきます。
次に向かったのは独身の頃住んでいた西宮市の桜の名所「夙川(しゅくがわ)公園」です。正式名称は夙川河川敷緑地で、夙川の河川敷沿いに海岸部から約4kmにわたって整備された公園です。
阪急神戸線の夙川駅、阪神本線の香櫨園駅が最寄り駅ですが、多くの人は夙川で降りて南北に分かれて行っていた気がします。夙川駅が南北に延びる公園の丁度中間点で、今回地図を見ていたら、阪急の近くを走るJR神戸線にもさくら夙川駅というのが出来ていました。以前は西宮と芦屋の中間点にある夙川は素通りだったのですが、2007年に新駅開業したみたいです。




この後は大阪城に向かうことにしました。西宮市は兵庫県の東側ですから大阪城まで高速が混んでいなければ30分とかかりません。そして大阪城に着いてみると周辺は観光客で大混雑、クルマを停めることもできません。これはダメだと早々に諦めて、万博公園に向かうことにしました。この数日後に開幕する大阪・関西万博ではなく1970年に開催された大阪万博の跡地公園ですから、豊中市の千里中央にあります。
ここは駐車場も広大ですから難なく駐車することが出来て、歩き始めるとすぐ岡本太郎の太陽の塔が出迎えてくれます。私の旅は桜がメインなのですが、太陽の塔の内部は妻が激賞していましたので、まず入って見ることにしました。
「地底の太陽」や「生命の樹」などいかにも岡本太郎らしい作品で内部も埋め尽くされており、妻の言う通り一見の価値はあります。手持ちカメラでの撮影は1Fのみ可で、その他の階は専用のスマホケースを500円でレンタルし、それに自分のスマホを収納した状態でなら撮影OKです。単に500円で撮影可にすれば良いのにと思いましたが、、。










場内の桜も満開でお天気も良かったですから、多くの家族連れもとても楽しそうでした。広場では大道芸人がパフォーマンスを披露していたのですが、この彼は前日岡山の津山城でも演じていた芸人さんでした。奇遇なこともあるものです。
そしてこの日の宿泊地は名神高速の吹田サービスエリアとしました。大阪府の北側に道の駅は殆ど無く、一番近いところでも能勢町というところまで30~40kmも走らねばなりませんでしたし、どうせ翌日は朝一で大阪城リベンジの積りでしたから、高速のSAの方が便利だと考えたのです。
日帰り温泉で入浴した後名神高速に乗り、SAに着いたらコンビニで調達してきた夕食を食べて早々に就寝しました。翌朝は大阪市中心部に向かう出勤ラッシュが始まる前に大阪城に着きたかったので早寝早起きです。