シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

桜旅十五日目:大阪〜奈良

私の桜旅も早や3週目に突入しました。とはいえ友人たちや家族と過ごした日がその内4日間ありますので、実質は11日目ということになります。
この日は、朝一で大阪城のリベンジを果たしたら奈良に向かう予定でした。兵庫もそうですが、大阪も勤務時代に造幣局の通り抜け等色々桜名所には行きましたのでこれで十分です。
そして奈良では韓国駐在時代からの友人宅で宿泊の予定でしたから、その前に吉野の一目千本桜にチャレンジしようと考えていたのです。

 

まずは大阪城ですが、名神高速の吹田SAを6時前に出発し、30分もかからず到着できましたので、姫路城と同じくゆっくり見物できました。ラジオ体操の集団、何だか昔のヒット曲を大声で歌っている集団など色々な人が居るには居たのですが、ここも広大な敷地ですから全く気にはなりません。



大阪城公園を出て、既に出勤ラッシュが始まっていた大阪市内を抜け吉野山を目指したのですが、その前にもう一度兵庫県の西宮市に戻り「サザエ」というおはぎの有名店で手土産を買います。西宮に住んでいた頃既に広く知られた店でしたが、独身男性が一人で訪問するには難易度の高い店で、数十年目にして初めての訪問でした。実は前日夙川公園を訪れた後手土産購入に一度立ち寄ったのですが、賞味期限が当日限りとの事でしたので出直したのです。
元をただせば北海道にあった名店の暖簾分けで、本家の方はその後買収されてしまったので、ここが本家という流れになっているのだそうです。

 

西宮から再度阪神高速に乗り直して吉野を目指し、奈良県の橿原を経由して吉野まで休憩をはさんでも2時間は掛かりませんでした。ただそこからが苦行の始まりで、下千本といわれる近鉄吉野駅周辺から大渋滞となり、中千本まで登ってまた戻ってくるまでずっとのろのろの渋滞が続きました。途中駐車するところも幾つかはあったのですが、全く土地勘がありませんでしたから、果たしてここで停めていいのかと迷っている間に前後のクルマに挟まれて移動せざるを得なくなり、結局周回道路をノロノロ運転したり停滞したりを繰り返しながら桜を眺めただけに終わりました。クルマの流れが止まったすきに車窓から写真を撮ったりしたのですが、途中一度だけ路肩に停車できて中千本周辺の写真を撮ることができました。
一方通行で指示されるままに流れていくとロープウェイの終点から続く街並みの狭い通りに誘導され、それこそ観光客の流れに飲み込まれた小舟のような状態となり、あちこちから邪魔だと言わんばかりに睨まれたり、散々な目に遭いました。
ここも次は早朝に行く一手ですが、この日既に下千本・中千本は満開に近く、確かに一度は見ておきたい風景と言われるだけはあると思いました。

 


吉野ではクルマから降りることもありませんでしたから、友人宅を訪問するまで時間が余りましたので、この後奈良公園に行って見ることにしました。友人宅は奈良市内ですから、やはり有名スポットである奈良公園が大混雑だったとしても全く遠回りにもなりません。想像通り大勢の観光客で混雑していたのですが、運良く国立博物館近くの駐車場にハイエースを停めることが出来ました。また混雑しているのは東大寺や春日大社の方側で、桜が多く植えられている国立博物館南手の庭園は人も少なかったですから、ゆっくり桜見物することが出来ました。

 


その後友人宅では庭でBBQを用意して待っていてくれて、美味しい牛肉や野菜・キノコなどをたらふくご馳走になりました。
桜旅では基本一人なのですが、今回は香川で小中高の友人と、岡山で家族と、そして奈良では45年来の友人夫婦と楽しい会話を交わすことが出来て、人恋しいという思いをせずに済みました。

 

 

 

 



 

プライバシーポリシー お問い合わせ