桜旅を終えた後は浅草の流鏑馬を見て、春のイベントは一段落しましたので、朝から初夏のような上天気だったこの日、近くの藤でも見に行こうかという事になりました。
近くなら、手賀沼の畔、親水公園の近くに藤棚があってそこの藤は見応えがありますし、私が良く行くラーメン屋の近くにある観音寺というお寺も花の寺として知られていて、この時期は牡丹が有名ですが、藤も中々のものです。
まずは観音寺からですが、牡丹は既に終わり近くて、藤も盛りは過ぎた感じでした。それでも何輪かの牡丹は大柄な美しい花を残していましたし、藤棚の藤も良い香りを放って咲いていました。
この日は4月29日だったのですが、ゴールデンウィーク最初の土日ならばどちらももっと盛りだったでしょうし、更にひと月前なら桜が大変きれいだったろうと思います。
その他にはツツジがきれいに咲いていたのですが、これはアザレア(西洋ツツジ)なんだそうで、従来のツツジより葉が小さいんですね。私は昔から躑躅(ツツジ)と髑髏(ドクロ)を良く間違えていたのですが、こうやって漢字を並べてみると、類似点は単に画数が多いことだけみたいです。
祝日でしたが、牡丹も藤もピークを過ぎた柏市郊外のこの寺に訪れる人は多くなく、駐車場も空いていましたし、境内を散策する人ものんびり静かに歩いていました。
昼食は近くのラーメン屋「ちよだ」の積りだったのですが、11時半の開店直後にも関わらず駐車場に入れない状態でしたから、諦めて少し離れたところの蕎麦屋に行くことにしました。ちよだはいつも混んではいるのですが、この日が祝日だという事をすっかり忘れていました。隠居老人あるあるです。
その日行った蕎麦屋で食べた辛味大根蕎麦は、それはそれで美味しかったのですが、例によって写真を撮り忘れましたので、翌日別の用件で出掛けた時にリベンジで食べた、ちよだの中華そばを載せておきます。
昼食の後は我孫子まで行って、手賀沼の北側にある藤棚の藤見物をして、沼畔を少し歩いてきました。
藤は午前中の観音寺よりも更に時期は過ぎている感じでしたが、まだ多くの花が残っていて、かなりの人が見物に訪れていましたし、沼畔の道をサイクリングしたりウォーキングしたりする人も多かったです。そして藤棚の隣の畑には雉(キジ)が居て、エサをついばんでいるのか、何やら歩き回っていました。こんな所に雉が居るんですね。
遊歩道・サイクリングロードには観音寺のアザレアではない従来種のツツジが咲いており、これも目を楽しませてくれました。
少し歩いた後は、手賀大橋を渡って手賀沼の南岸にある道の駅近くの「手賀カフェ」にコーヒーを飲みに行きました。以前から存在は知っていて、一度行って見たいと思っていたところなのです。
少し高台になっていて、手賀沼を見下ろす感じで建っている中々お洒落なカフェです。