シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

マイナ免許証に切り替えました。

先日所轄の警察署に行ってマイナ免許証への切り替え手続きをして来ました。
健康保険証は既に一本化していますから、これで3枚のカードが1枚になった訳です。
その他のメリットとして、住所変更は市区町村での手続きだけで完了し、警察署での手続きが不要になる、優良運転者や一般運転者は免許更新時講習をオンラインで受講できるようになる、更新手数料が安くなる場合がある、引越し先の他県でも即日更新ができる、などの利点があげられていましたが、私にとっては財布を薄くしたいというのが一番でした。
しかしマイナ免許証に懐疑的な妻からは、そんなことより使っていない沢山のカードを整理する方が先じゃない?と言われてしまい、これには返す言葉がありませんでした。

 

政府はマイナ免許証のメリットしか言いませんが、デメリットがあるのも当然です。
紛失の際はマイナンバーカードの再発行手続きも必要となるので最大1ヶ月間運転できなくなる可能性がある、一部のレンタカー会社やカーシェアリングサービスではまだ対応できておらず利用できないケースがある、紛失や盗難時に個人情報が一度に流出するリスクが高まる、導入初期にはシステムの不具合や運用の混乱が発生する可能性がある、などがあげられていますが、私個人としては再発行の長期化、レンタカーを利用できない場合がある、あたりが懸念点ですかね。

 

従来の運転免許証との比較では、マイナ免許証はICチップを搭載したマイナンバーカードと統合されていますから、顔認証や電子証明書によってセキュリティが強化されており、なりすまし等の不正利用防止や、本人確認の迅速化が期待されています。警察官による免許確認時には、専用の端末を使用してデータを読み取る仕組みになっているのだそうです。最近職務質問されたことは無いので過去の記憶ですが、パトカーの無線で本部に私の免許証番号を読み上げて照会し本人確認を取っていたので、やたら時間が掛かったのを憶えています。
 

最初に千葉県警のHPを見てみると、切り替え手続きの方法が示されていて、所轄の警察署か運転免許センターでの手続きが可能だが、事前予約が必要となっていました。ところがその事前予約のサイトがどうしても見つからず、電話してみるしかないかと警察署にかけてみたところ、あっさり予約は要らないので直接来てくださいと言われました。千葉県警、このあたりも混乱してるんじゃないですかね?

 

運転免許証とマイナンバーカードさえ持参すれば良いそうでしたから、早速出掛けて交通課で手続きしてもらいました。専用のノートPCとマイナンバーカードの情報読み取り用リーダーを係の警察官が操作して、手続きそのものはホンの5分もあれば終わるものでしたが、最後の電子証明書用暗証番号を入力する場面で、私の記憶が間違っていたらしく何度かはじかれてしまい、係の警察官から、今日は諦めてもう一度暗証番号を確認して来て下さいと言われてしまいました。一定回数間違えるとロックがかかってしまい、市役所に本人が出向いて解除してもらわなければならなくなり、大変手間なのだそうです。この時点で従来の運転免許証は回収されていたのですが、既にデータはマイナンバーカードに移行を終えているので免許不携帯とはならず、住所変更やオンライン講習の為のデータ連携というのが最後暗証番号が認証されるまで残っている状態なのだそうです。

 

一旦帰宅して確認してみると、全く違う番号で記憶していたことがわかりました。何でこの番号に記憶変換されたのかが謎なのですが、ともあれ後日出直して無事データ連携も終わりました。最初の時と同じ男女警官の方だったのですが、無事認証された時には「良かった~」と二人そろって笑顔で拍手してくれました。とてもフレンドリーでほっこりしたのですが、一方では、ITに弱い老人と心配していたんだろうなと少々複雑でもありました。

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ