シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

ゴールデンウィークのこと

 

今年のゴールデンウィークも6日で終わりましたが、私は4月の終わりから風邪症状ですっきりしませんでしたから、3日からの4連休はおとなしく自宅で過ごしました。平日でも出掛けられる隠居の身ですから、わざわざ混み合うゴールデンウィークに遊びに行かなくてもいいのです。

 

4月28日の月曜日、喉の痛みが耐えられなくなって鎮痛剤をもらってきて、2日ほど小康状態だったのですが、5月1日あたりからくしゃみ・鼻水・咳・鼻づまりと順に症状が現れて来て、咳のしすぎで腹筋が痛い位でした。最初の診断でコロナ・インフル共に陰性でしたから時間が経てば治るだろうと思ってはいたのですが、3日からの4連休には病院も休みですから、念のため薬を貰っておこうと再度病院に行きました。
結果全ての症状が嘘のように治まり、快適な日々を送れたのですが、その為に飲んだ薬の量は半端なく多くて、初日の夜は通常服用している薬も含めて何と13錠です。まるでふりかけですね。
ただこれは私も納得した上で処方してもらったものですから、それ自体に文句がある訳ではありません。医師「喉の痛みは処方されてますね?」私「はい」、医師「咳は辛いですか?」私「はい。とても」、医師「鼻詰まりは?」・・・といった感じでそれぞれの症状に薬が処方された結果なのです。一つの症状に毎食後3錠ずつといった薬が多かったためにこうなりました。

 

 

私の現役時代もゴールデンウィークはあって世間は浮かれていましたが、私は祝日に出勤することも多かったので、家族で出掛けるのも土日に近場へ少しだけ、という感じでした。
そもそもゴールデンウィークがいつできたのかといえば、昭和23年の祝日法により、昭和の日(4/29)、 憲法記念日(5/3)、みどりの日(5/4)、こどもの日(5/5)が順次制定され、これらの祝日に週末が組み合わされて長期休暇が生まれることになったのです。
4/29は制定当時(昭和)天皇誕生日で、平成となってみどりの日となり、更に昭和の日となったものです。その際にみどりの日が5/4に移動したのですが、当時既に5/4は祝日に挟まれる日として国民の休日でしたから、休みが増える事とはなりませんでした。どうせなら5/6にしてくれればと多くの人が思ったんじゃないでしょうか。

 

そしてゴールデンウィークの間にある5月1日はメーデーで、昔は多くの労働組合が組合員に動員をかけて日比谷公園での集会等に参加していました。ただメーデーは祝日ではないため、企業によって対応が異なり、一部の企業や労働組合では休業日として設定している場合もありますが、メーデーを休む企業は少数派だと思います。
メーデーは労働者の権利を訴える日として世界的に認識されているのですが、日本では勤労感謝の日(11/23)があるため、メーデーを祝日とする必要性が低いと考えられているようです。ただ、ゴールデンウィークの一部として有給休暇を取得する人も多く、企業によっては有給奨励日として扱っているケースもあるのだとか。

 

またゴールデンウィークという名称は、1950年代に映画業界が「黄金週間」として宣伝したことが由来で、私なんかはそのまま黄金週間の方が趣きがあって好きですが、何でも横文字の風潮は当時からあったという事なんでしょうね。

 

ゴールデンウィークには、この時期多くの収益を上げるため、観光業や交通業界では様々なキャンペーンを行いますが、観光客の集中により渋滞や混雑も多発します。それもあって近頃では、旅行に行かずに自宅でのんびり過ごす人も増えており、それを「ステイケーション(自宅休暇)」と呼ぶのだそうです。
私たち夫婦は、冒頭書いたようにこの期間はおとなしくしていましたので、正にステイケーションだった訳ですが、今は5月の終わりに予定している国内ツアーを楽しみに待っているところです。

 

 

 

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