シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

京都花脊の松上げ。翌日編

 

前日、松上げ神事から帰って来たのが23時過ぎで寝るのが遅くなりましたので、この日はゆっくり起きてホテルで朝食を食べ、11時ギリギリまでホテルで過ごそうと思っていました。
ところがこの日は前日にも増して暑くなるとの予報で、観光するにしても午前中の方が良さそうだと思い直し、9時過ぎにはチェックアウトして京都駅から徒歩で行ける東本願寺に向かいました。

 

ただ既に気温は30℃を軽く超えており、帽子だけでは暑さに耐えられなくなってきました。そこで活躍してくれたのが前日京都駅構内のユニクロで買った傘で、買った時には雨傘としてしか認識していなかったのですが、晴雨兼用という事がわかりましたので、早速使ってみました。
天気予報では15・16日京都の降水確率は0%に近かったので、今回傘は持って来ておらず、前日もほぼ終日好い天気でした。ところが京セラ美術館に向かうバスに乗った頃から急に黒い雲が迫って来て激しい雨となり、バスを降りた後もしばらく降り続いたのですが、幸い雨宿りし始めて5分程で止んでくれました。
その時点でも松上げ会場がある北の山間部には黒い雲がかかっていて、夜にはどうなるかわかりませんでしたので、ツアーに出発する時買って行ったのですが、その後傘の出番は無く、翌日思わぬところで役立ってくれた訳です。
以前から妻には男も普通に日傘をさす時代なんだから一つ買ったら?と言われていたものの、何かカッコ悪い気がしてこれまで渋っていたのですが、使ってみると想像以上に快適でした。首筋や肩に当たる日差しを遮るだけであんなに体感温度は違うんですね。

 

最初は、東本願寺だけでなく東寺や三十三間堂、京都国立博物館などにも行きたいと思っていたのですが、余りの暑さに挫折してしまい、東本願寺の見物で終わりとすることにしました。
広い境内を歩いていても汗が噴き出して来て、開け放たれた広い阿弥陀堂や御影堂に座っていれば少し涼しい風も吹いてくるのですが、正直焼け石に水状態で、早々に冷房の効いた参拝接待所やギャラリーに避難して体を冷やした後、京都駅まで引き返しました。

 



京都駅に戻ってみると前日にも増して混雑していて、やはり土曜日だからかなあと思っていたのですが、8月16日は有名な「五山の送り火」の日だったんですね。道理で観光客が多いはずです。五山の送り火は京都のお盆の伝統行事で、お盆に迎えた先祖の霊をあの世へ送り返すために、京都の山々に焚かれる巨大なかがり火です。
私は「大文字焼き」と憶えていたのですが、大文字は五山で焚かれる火の内の一つにすぎず、

東山如意ヶ嶽の「大」の字が、大文字 (最も有名)
松ヶ崎西山・東山の「妙」と「法」の二文字が、妙法 
西賀茂船山の船の形が、船形
大北山のもう一つの「大」の字が、左大文字
嵯峨曼荼羅山の鳥居の形が、鳥居形

で、「五山の送り火」です。

 

お盆には先祖の霊が家に帰ってくるとされますが、送り火はその霊を再びあの世にお送りする儀式ですから、私が憶えていたように「大文字焼き」と俗称されることもありますが、地元では「送り火」と呼ぶのが正式なのだそうです。
平日でも10万人以上の観光客が訪れるそうで、この日は土曜日でしたから更に多かったのでしょう。鴨川沿いや市内各所に見学スポットがありますが、一度に五つ全てを観ることはできず、どこも大混雑とのことですから、私は花脊の松上げで十分満足です。

 

ただ同じ火祭りとはいえ、花脊の松上げは「愛宕神事」と呼ばれる「火伏(ひぶせ)」=火災除け の神事で、仏教行事の要素が強い「送り火」とはやや性格が異なります。
それでも、五山送り火の最後に点火される「鳥居形」は、愛宕神社の鳥居を象ったものとされていて、他の「大」や「妙法」と違って「神事性」が強いのだそうです。

 

話を戻して、東本願寺から京都駅に戻ったのはまだ12時前で、帰りの新幹線の15時半まではかなり時間がありましたから、昼ご飯を食べたらみどりの窓口で早い便への予約変更にチャレンジすることにしました。軒並み満席表示でしたが、13時過ぎの便に運良く空きがありましたので、2時間以上早く帰れたのですが、乗車してみるとグリーン車も完全に満席でした。

 

 

 

 

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