シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

夏の終わりに外房の海へ

 

妻が一泊で名古屋旅行に出掛けて留守番となった二日間、天気も良かったですから二日目の月曜日HIACEで房総の海を眺めに行くことにしました。
HIACEを買ってからは2年続けて1週間から10日の真夏の東北車中泊旅に行っていたのですが、今年はもうすぐ里帰りを兼ねた車中泊旅に出る予定ですので自粛。7月の初めには仕事に引っ掛けて二泊三日の東北旅に行ったのですが、やはりそれでは欲求不満気味です。

 

外房までなら昼前に出ても十分日帰り可能ですから、10時過ぎにのんびり出発して、千葉ニュータウンから成田までの国道464号線、そこから山武市の蓮沼海岸まで抜ける通称芝山はにわ道を走って外房に出ました。
そこからは九十九里浜に沿って南下するのですが、この九十九里ビーチラインというのがビーチとは名ばかりで殆ど海の見えない道なのです。そこでこの日は少し趣向を変えて一本内陸に入ってビーチラインと並走する県道123号線を走ってみることにしました。外房には何十回も来ていると思いますが、この道を走ったのは多分初めてで、ビーチラインより走りやすい快適な道でしたから、どうせ海が見えないのなら今後はこちらを使います。

 

この日行こうと思っていたのは白子海岸にある古所海水浴場で、ここは夏のシーズンには海の家も出る立派な海水浴場なのですが、シーズンが終わればそれも撤去され、ビーチまでクルマで乗り入れられる、今や外房では貴重な海岸です。
白子町まで来たところでK123から海側のビーチラインに入り、南白亀川というのを渡った南側が古所海水浴場で、予想通り全く人影も無く、無人のオフロード四駆が一台停まっているだけでした。
最初は途中のコンビニにでも寄ってコーヒーと軽食を調達し、ドアを開け放って風を入れながらゆっくり食べようかなどと考えていたのですが、この日の千葉県北西部の気温は自宅を出る時点で既に32℃、千葉ニュータウン、成田と走っている内に35℃まで上がりました。海に近付くと30℃まで下がってはきたのですが、湿り気を帯びた海風は快適ではなく、早々にそれは断念して空調の効いた車内でそそくさと食べて終わりにしました。
それでも青い空に青い海と白い波、誰も居ない海岸に吹く強い風など、少し眺めているだけでもとても癒される時間ではありました。

 

 

時間が余りましたのでどうしようかなと考えて、少し前にネットで見かけた「鵜原理想郷」という所に行って見ることにしました。
ここは千葉県勝浦市にある海岸景勝地で、大正時代末期にここを別荘地として開発した際に、理想の郷(さと)「理想郷」と命名され、与謝野晶子ら多くの文人も訪れて詩などを残した、歴史ある地なんだそうです。現在はハイキングコースが整備され、太平洋の絶景を望みながらの散策ができるようになっています。この暑さですから歩きたくはありませんが、一度見て来ようという気になったのです。
理想郷という宗教臭いネーミングが敬遠されるのではないかと書いた訪問ブログもありましたが、私は文人たちが多く集まったという事からもむしろ宮沢賢治のにおいを感じました。

 

最寄り駅であるJR鵜原駅までは難なくたどり着けたのですが、そこから狭い生活道路に迷い込んでしまい、着いたのは鵜原海水浴場のある海辺でした。この背後の高地に鵜原理想郷があるのは分かっていたのですがそこへ続く道は無く、引き返した後も道を間違えて海中展望塔のある勝浦海中公園の方に出てしまいました。そうこうしている内に時間が経ち、妻からはもう帰るとの連絡もあったので、この日は断念してこのまま帰ることにしました。
理想郷には後日妻と再チャレンジしようと思いますが、帰路眺めた海中公園側の海岸には、奇岩で囲まれた静かなビーチやSUPの講習が賑やかに行われているビーチ等があって、まだまだ夏の風情が残っていました。

 

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ