万博2日目のこの日は開場と同時の9時に予約が取れていました。
前日は祝日で大混雑でしたが、夢洲までの電車も駅から万博東ゲートまでも拍子抜けするくらいスムーズでした。
平日でしたし、この日は予約なしでも有名どころのパビリオンにも入れるかも?と期待が膨らんだのですが、そんな考えは徐々に無くなっていきました。
まず前日と違うのは、遠足と思しき大量の小中高生が会場内に隊列を組んでなだれ込んできたこと、それに加えて、10時・11時・12時とそれぞれの予約時刻の人たちが続々と入場して来て、お昼には前日と変わらない大混雑となっていました。
閉幕間近のこの時期、もう休日・平日関係なくキャパぎりぎりまで入場しているという事なんでしょうか。
そしてそれ以外で前日と大きく違ったのは、天気が回復して日差しがありとても暑かった事です。前日は曇り時々雨という天気でしたから大屋根リングに登って上の回廊を歩きながら会場見物している人が多かったのですが、この日は上を歩く人は殆どおらず、皆さん日陰となる地上部分を歩いて移動していました。前日は出番がなかったネッククーラーもこの日は大活躍で、持って行って良かったと思えるものの一つでした。前日からホテルの冷蔵庫で冷凍し、クーラーバッグに入れて持ち込んだのですが、昼近くなって暑さに耐えられなくなった頃取り出してみると、凍った状態からシャーベット状に変わっていて快適に使えました。
もう一つ持って行って良かったのは携帯用の椅子です。行列する積りは無かったものの20分や30分の待ちは当たり前ですし、休憩する時に座れるところがないのでは?とも思ったのですが、これも大変お役立ちでした。ベンチは各所にあるのですが、この日のようなカンカン照りで日向に座る気にはなりませんので、日陰にこの椅子を出してちょっと一休みが出来たのは有難かったです。
8月に京都の花脊松上げという火祭りを見物した時にも、以前から持っていたLOGOSの椅子を持って行ったのですが、これは形状が私のお尻には合わず、しばらく座っていると痛くてたまらなくなり、その時はジャケットやリュックを敷いて凌ぎました。
ということで今回は新しい椅子を持って行ったのですが、会場には同じような椅子を持った人が多数いました。もっと座り心地が良いものも沢山ありますが、携帯性最優先でしかもお尻が痛くない、というレベルでは及第点だったと思います。
この日は、写真に残したところがアルジェリア、カンボジア、セネガル、バングラデシュ、カザフスタン、ブルネイ等で、その他にもコモンズ館では多くの国の展示を見ることが出来ました。企業館で入館したのは飯田グループ・大阪公立大学のパビリオンだけでしたが、ここは西陣織で覆われた外観が素晴らしかったです。隣のORA外食パビリオンにも入りましたが、ここは昼ご飯調達という意味合いの方が大きく、焼き鯖・海老の押し寿司を買って大屋根リング下のベンチで食べました。





その他ではガンダムやアトムの写真を撮り、吉本は野外ステージの演目を遠巻きに眺めただけでしたが、ここまでで結構堪能し、もう帰ろうか?というモードになって来ました。待ち時間なしに見られるところはもう見当たりませんでしたし、当初から諦めていたアメリカ、イタリア、フランスなど以外でもタイ、サウジ、インドネシアなど軒並み大行列でしたので、この暑さの中そこまで苦行しなくても、という気になったのです。そうなると決断は早く、14時前には会場を出て夢洲の駅に向かっていました。この時間まだまだ会場に向かう人の流れの方が圧倒的に多く、帰って行く人はホンの一握りでした。




ホテルのあるJR環状線福島駅には15時前に着き、少し小腹が空きましたので近くにあった大阪王将で軽く食べてホテルに戻りました。関東では餃子の王将(京都王将)の方が幅を利かせていますが、私は餃子と言えば断然大阪王将の小振りで皮が薄くパリッと焼き上げたのが好みです。久しぶりに食べました。
またこの日のトピックは、会場の大屋根リング下で元同僚夫妻とバッタリ遭遇したことです。昨年奥さんの実家である関西に引き上げた時の送別会以来で、21万人の人出と言われるこの日の偶然に驚きました。


