シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

晩夏の車中泊旅本番5日目:信濃・上野・下野(長野県・群馬県・栃木県)

この日は今回の車中泊旅の最終日です。翌日は宇都宮で仕事ですから、この日の停泊地は宇都宮の「道の駅うつのみやろまんちっく村」と決めていました。

 

出発地は長野県東御市の「道の駅みまき」ですから、長野・群馬・栃木と移動することになりますが、地図を見ていて軽井沢に「白糸の滝」というのがあるのを見つけ、朝一番で行って見ることにしました。
「白糸の滝」という名前の滝は日本全国にあるようですが、特に有名で観光地として人気が高いのはここ軽井沢と静岡県富士宮市の白糸の滝です。特に富士宮市の白糸の滝は私も行ったことがありますが、富士山の伏流水が絶壁から無数に湧き出す壮大な滝でかなりのスケール感でした。

 

道の駅から白糸の滝までは50分程で、6時半には到着しましたのでここもまだ無人でした。熊注意の看板にビビりながらも、150m位なんだから大丈夫だと自分に言い聞かせて、それでもスマホで最大音量にしたサザンの曲を流しつつ、滝まで足早に行って来ました。帰宅後妻からは止めろと怒られましたが。

 

 

スケールこそ富士宮には劣りますが、なかなか優美な美しい滝でしたし、何よりウルサイ(失礼!)観光客がおらずこの景色を独り占めなのに満足しました。
そして今ブログを書くために調べてみると、
「軽井沢町の白糸の滝は、湯川の源流にある人工滝で、岩肌から湧き出る水が白糸のように流れ、高さ約3m、幅約70mと控えめながら繊細で美しい。」
となっており、ここで「人工滝?」と驚いてしまいました。
「昭和初期に湧水(浅間山の伏流水)を利用して、岩肌から水が均等に湧き出すように設計され、湧水が流れ出す地層の境界を人工的に整形して、半円形の滝面を造成した。前面には堰堤(えんてい)による滝壺状の池も設けられているが、地質的には自然の湧水を活かしており、人工と自然のハイブリッドとも言える存在で、周囲の森林や苔むした岩肌と調和して、見た目は非常に自然に近い美しさがある。」
とも書かれており、それに異存はありませんし確かに感動もしたのですが、観光案内や現地看板に一言もそれに触れたものが無いのはいかがなものかと思いました。

 

この日は10時からリモートミーティングの約束がありましたので、このあと適当な場所で車内業務態勢を整えなければなりませんでした。
この日は滝シリーズで、次の目的地は「吹割の滝」としていたのですが、時間的に厳しそうでしたので、長野原町にある「道の駅八ッ場ふるさと館」の駐車場に立ち寄り、そこでリモート開始しました。
この道の駅には民主党政権が建設中止を強行してダム建設工事がストップしていた時にバイクツーリングで来たことがあるのですが、リモート終了後はせっかくなので近くの八ッ場ダム本体まで行って見学することにしました。当時は工事途中のままで近寄ることもできなかったのが、完成後はダムの堰堤の中を貫通するエレベーターで下まで降りられるようにもなっていました。

 

 

その後「吹割の滝」に到着したのが13時半頃、ここはもう群馬県ですから上野国ですね。ここに来たのは確か3度目ですが、この日は水量も多くて迫力がありました。以前来た時はやたらと「東洋のナイヤガラ」という看板が目立って、自らそんなにハードル上げなくてもと思った記憶があるのですが、この日はその看板に気付きませんでした。私が見落としたのか、それとも看板を下ろしたのか?

 


その後一気に栃木県=下野国入りして、中禅寺湖の竜頭の滝を見物した後は、クルマで数珠つなぎになったいろは坂を下って、目的地である宇都宮の道の駅には17時前に到着しました。
まずは道の駅併設の入浴施設「天然温泉 湯処あぐり」で汗を流し、途中で調達してきた夕食を食べて今回の車中泊旅は終了です。

 

宇都宮からの帰宅後メーター確認したところ、9月17日から10月1日の15日間の走行距離は約2,500km、友人との飲み会や万博見物の時は殆ど走っていませんのでまあこんなものでしょう。
また今回の車中泊では、殆ど道の駅・スーパー・コンビニで調達した食材での車中食とし、外食は奈良井宿の近くの蕎麦屋の一回だけでした。(飲み会と妻と同行の万博見物時は別)
外食だとどうしても糖質過多になりますので、一人の時は意識して炭水化物を食べないようにしたのですが、車内に電子レンジとIHコンロを備えましたので、全く不自由はありませんでした。ただ、飽きたのは確かです。

 

 

 

 

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