シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

昭和の喫茶店軽食と印西・印旛沼のコスモス

 

妻も私も予定のなかったこの日、久しぶりに松戸市八柱にある喫茶店「たかなし」に昼ご飯を食べに行こうかという事になりました。
妻はここのエビピラフが大のご贔屓で、定期的に食べに行きたいと言い出すのですが、私にはピラフ愛はなく、ここではサンドイッチやカツライスなどを頼みます。でも、たかなしという店自体は、昭和の香りがする店内の雰囲気も含めて好きなので、行くことに全く異存はありません。

 

妻は若い頃からピラフが好きだったようで、当時は喫茶店の軽食メニューとしては定番でしたからどこでも食べられたのですが、喫茶店自体が絶滅危惧種となり、ピラフというメニューを見ることも少なくなりました。

 

そこで、そもそもピラフと焼き飯とは何がどう違うのか、チャーハンとの違いは?についてまたまたAI君に調べてもらいました。

ざっくり言うと(AI君、こんないい方します。)
ピラフは洋風の炊き込みご飯で、生米を炒めてからスープで炊く。
チャーハンは中華料理で、炊いたご飯を卵と一緒に強火でパラパラに炒める。
焼き飯は日本の家庭料理で、チャーハンに似ているが、卵の入れ方や味付けが異なり、しっとり系が多い。

との回答でした。
しかし、喫茶店の軽食メニューとして定番だった頃、忙しいキッチンで生米を炒めるところからやっていたとは思えないが?と再度質問してみると、

おっしゃる通りです!
本来のピラフは「生米を炒めてからスープで炊く」洋風炊き込みご飯ですが、昭和の喫茶店で提供されていた“ピラフ”は、実際にはその工程を省略した炒めご飯スタイルが主流でした。多くの喫茶店では、炊いたご飯(冷ご飯含む)を具材と一緒に炒めて味付けするスタイルが一般的で、使用される具材は、ミックスベジタブル、ハムやベーコン、玉ねぎなど。味付けはバター+コンソメが定番で、生米から炊く本格的なピラフは、時間も手間もかかるため、忙しい喫茶店では現実的ではありません。
「ピラフ」という名前は、当時の喫茶店メニューにおいて“チャーハンよりちょっと洋風でおしゃれ”というイメージを持たせるために使われていた節があり、実際にはチャーハンとの違いは曖昧で、「バターで炒める」「コンソメ味」「具材が洋風」などがピラフ風の特徴でした。つまり、昭和の喫茶店で出されていたピラフは、本格ピラフの簡易版=炒めご飯だったんですね。

ということで、やはりそうですよね。
実態としてはバター・コンソメ風味の洋風チャーハン・焼き飯といっていいみたいです。ちなみに関西の喫茶店では焼き飯も存在感ありました。

 

この日も私はカツライス、妻はエビピラフでしたが、写真を撮り忘れて食後のコーヒーだけです。食前とか食後とかの希望に合わせて提供する時間を見計らい、数組分の豆を入り口近くにある大きなミルで豪快に挽いてサイホンで淹れてくれるコーヒーは、あっさり目で私好みの味です。 

 

 

たかなしを出た後は、少し足を延ばして千葉ニュータウンのコスモスを観に行くことにしました。印西牧の原駅そばにある牧の原公園のコスモスです。
台風の余波なのかとても風が強い日で、最初公園には誰も居なかったのですが、私たちがコスモスの周りを歩いていると徐々に人が集まって来ました。コスモスは風に揺れる姿が良いですね。

 

 

もう少しコスモスが観たくて、このあと印旛沼のコスモス畑にも行ってみました。
印旛沼は元の大きな沼が干拓事業で今は北印旛沼、西印旛沼に分かれており、この日行ったのは、西印旛沼の北岸にある印旛沼公園の近くで有志が管理している素朴なコスモス畑です。
写真の通りのまさに畑で、既に盛りは過ぎていて多くの花が散っていました。少し遅かったようですが、今年も旅の途中の長野をはじめとして各地で好きなコスモスを観ることが出来ましたので良しとしましょう。

 

 

 

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