先日昔の同僚から誘われた道志ツーリングにはバッテリー上がりの為に参加できなかったのですが、翌日バッテリー交換してもらった帰り道でバイクの気持ち良さを再認識しましたので、その週の内にソロツーリングに出掛ける事にしました。
ここで行っておかないとまたズルズル乗らなくなる予感もありましたし。

久し振りですので、最初はホームグラウンドの房総半島内陸部を走ろうと考えていたのですが、徐々に雲が晴れて良い天気になって来ましたので、北総・東総台地を走って犬吠埼で太平洋を見ようという気になりました。
これまでは千葉ニュータウンを抜けて成田空港まで進み、県道44号線から70号線を経由して犬吠埼に向かうことが多かったのですが、この日案内されたのは、成田空港の滑走路をくぐったらすぐK44を右折してK79(横芝下総線)に入り、多古町を過ぎてK106(東総広域農道)、K73(銚子海上線)とつないで、最後は東総台地広域農道という道から銚子ドーバーラインに入るコースでした。
東総台地広域農道が2024年3月に全線開通した新しい道路らしく、今はこのコースがGoogleナビのお勧めとなっていて、確かに多古町を過ぎれば混雑する市街地も殆どパスできて、信号も少ない快適なツーリングルートです。



犬吠埼ではまず灯台の手前にある銚子電鉄犬吠駅で小休止して写真撮影です。電車はこの一駅先の外川まで通じていますが、灯台へはここが最寄り駅です。
銚子電鉄は経営難を逆手に取った自虐ネタでも知られており、代表例としては、
まずい棒:「経営がまずい」から命名されたスナック菓子で、2018年の8月3日に「破産の日」をもじって発売。お先真っ暗セット:サングラス+キーホルダーのセットで、「未来が見えない」ことを逆手に取った商品。などがあります。
犬吠埼灯台には平日にもかかわらず多くの人が訪れていて、灯台に登っている人も沢山いました。駐車場で隣になったカワサキエリミネーターの青年も私が走って来た広域農道を縫うコースでここまで来たらしく、とても気に入ったので帰りもそこを走ると言っていました。
灯台の周りを少し歩いた後は、君ヶ浜まで下りて間近で海を眺めて来ました。犬吠埼灯台にはこれまで何度も来ているのに、この浜は初めてです。灯台側の駐車場は未舗装でバイクの取り回しには緊張しました。砂利や砂は苦手なんですよね。









それからまた灯台まで戻り、イカとかツブ貝とかの串焼きで小腹を満たしてから帰ることにしました。
そして犬吠駅まで戻ったところに丁度銚子行きの電車が来ましたので、急いでバイクを駅の駐車場に停めて写真を何枚か。この車両はカラーリングからして旧南海電鉄からの払い下げでしょうか?
以前この犬吠駅は自由にホームまで入れた記憶があるのですが、今ではロープで規制されて入れないようになっていました。



その後は来た道を逆にたどって、帰り着いたのは17時前。行きよりも成田空港周辺の道路が混んでいたので、3時間近くかかりましたが、それでもストレスの少ない良いコースでした。走行距離はほぼ200km、走行時間が5時間ですから平均40km/h、まあこのあたりでのツーリングとしては至極順調な走行だったと思います。
しかし、ライダーの方は久し振りという事もあって楽しかった半面かなり疲れました。信号が少ない農道主体で楽だったはずなのに、やはり体がなまっているのか、単に歳のせいなのか。