青森・秋田の旅三日目は日曜日、今回の本番である舘鼻岸壁朝市の日です。早朝5時半にはホテル前に迎えのタクシーが来てくれました。
最初はレンタカーをこの日の昼過ぎまで予約していて、朝市にもレンタカーで向かう積りだったのですが、旅行の少し前にレイトチェックアウトの問い合わせをした際にホテルの人から、駐車場はかなり混み合うので、タクシーや周回バスを利用する人も多いですよとアドバイスしてもらいました。ホテルは八戸の駅前ですし、朝市まで送迎してもらうのならレンタカーは必要ありませんので、前日八戸に到着した時点で返却しました。
多くの観光客が駐車場で車中泊しているらしいと聞いていましたので、単純にクルマで行くことしか想定していなかったのですが、確かに会場が近付くと混雑は激しくなり、駐車場待ちのクルマで渋滞が始まりました。タクシーは専用の乗降場所で降ろしてくれて駐車場待ちの渋滞とも無縁でしたから、レンタカーで行かなくて正解でした。
年配の、といっても私よりは若そうでしたが、運転手さんはとても陽気で、早朝にもかかわらず明るく対応してくれました。まあ往復1万円近くが朝一の30~40分で確保できた訳ですから、これで不愛想な対応をされたらこっちこそ陰気になりますけど、、、。






我々が着いた時にはもうかなりの人で混雑しており、人気の店が集まるエリアでは歩くこともままならない程でした。さすがの規模です。
この日の朝食はここで済ませる積りでしたので、「たこ汁」や「ほたて串」などを適当に食べながらブラブラして、1時間半ほどで引き上げることにしました。
海産物が多いのは当然ですが農産品も多く、妻は青森名産のニンニクを実家へのお土産にしていました。ホタテとかカキなどもとても美味しそうでしたが、生ものはさすがに買って帰る訳にもいかず、、、。


タクシーの乗降場まで迎えに来てくれた、来る時と同じ運転手さんにホテルまで送ってもらい、港の朝市でかなり体が冷えましたので、ホテルのレストランで提供されていた無料朝食ビュッフェで暖かいスープとコーヒーを飲んで一服したのですが、それでもまだ8時にもなっていません。
この日はレイトチェックアウトで12時までは部屋を押さえてありましたから、このあともう一度部屋に戻って、軽く仮眠したりしてのんびり過ごしました。
今回泊まった「コンフォートホテル八戸」は、チョイスホテルズジャパンが展開する宿泊特化型のビジネスホテルチェーンで、アメリカの「チョイスホテルズインターナショナル」と日本の「グリーンズ」が提携して設立されたものです。全国に50店舗以上を展開中で、八戸は2025年3月にリニューアルした上で同じグループの「ホテルエコノ八戸駅前」からブランド転換されたのだそうです。
リニューアル直後で施設は新しく、価格も安いですから、かなりお得感のあるホテルでした。
帰りの新幹線は14時過ぎ八戸発だったのですが、予想より早く朝市から戻りましたので、予約を取り直して早い便で帰ることにしました。しかしこの日も新幹線はかなり混み合っていて、夫婦隣り合っての席は取れませんでしたので、バラバラの席で帰ることとなりました。
八戸駅で旨そうな駅弁を購入して車中で食べ、また少し寝たと思ったらもう大宮駅、東京着は15時過ぎで、夕方早く帰宅出来ましたので体も楽でした。
今回の旅は最終日の舘鼻岸壁朝市が主目的だったのですが、正直朝市よりも三内丸山遺跡や秋田犬、小坂町の産業遺産的施設の観光の方が印象的な旅となりました。

