先日妻の誕生日に人形町今半の鉄板焼き部門「喜扇亭」で食事をしたのですが、この日は33回目の結婚記念日で訪れました。この店は我が家のとっておきなのですが、最近財布の紐が緩んでいて、とっておきが多すぎる気がします。
ともあれ雨模様の平日昼間、都営地下鉄浅草線の人形町駅で降りて今半に向かいます。まだこの時は雨は落ちていませんでしたので、人形町通りにも甘酒横丁にも多くの観光客が歩いていました。
丁度表に出て来ていた店長に迎えていただき、案内されたのは半個室状のテーブル席です。店舗奥には個室もあるのですが、現店舗の隣に新店舗を建設中で、奥の個室部分は閉鎖されているとの事でした。
この日担当してくれたベテランの焼手(やきて:今半ではこう呼ぶらしいです。)さんによれば、店舗自体が古いので鉄板の高さも当時に合わせて低く設計されており、調理中はとても腰が痛くなるのだそうです。作業動線も整っていないので、新店舗には期待大、との事でした。
ただ今のアットホームな感覚は薄まりそうとの事で、それはかなり残念ですし、40数年前から変わらぬこの店全体の雰囲気も好きだったのですが、まあ時の流れですから止むを得ないですね。新店舗は来年の9月オープンだそうです。


お昼のコースでしたが、お祝いですからハイボールを飲む妻に合わせて私もノンアルのビールで乾杯しました。私が飲めないことは当然知っていますのでソフトドリンクでも良いのですがやはり気分は出ません。
妻はここで初めて飲んだバランタインがお気に入りとなったようで、最近ではいつもバランタインのハイボールを頼んでいます。
この日は蛤のお吸い物に代えて松茸の土瓶蒸しを注文。前回は今年の出始めですと言われてお願いしたのですが、この日は今日が最後ですと言われてまたまたその気になりました。松茸の蘊蓄を語れるほど食べてもいませんし舌も肥えていませんが、松茸は土瓶蒸しが一番好きかも知れません。










お祝いのお土産を頂き、記念写真も撮ってもらって店を出ると、まだ雨は降っていませんでしたから、前回と同じく甘酒横丁を浜町の方に歩いて都営新宿線で帰ることにしました。
今半から甘酒横丁に出たところにあるたい焼き屋さんにはいつも長い行列ができており、この日も20~30人が並んでいました。「柳屋」という店で、妻はここのたい焼きは美味しいと言っていました。私もこの手のものは大好きなのですが、たい焼きは糖質制限の身には危険な食べ物で、現在実践中の糖質制限量で言えば、一匹で軽く一食分に相当します。じゃあ今半のステーキはどうなんだという事なのですが、ステーキ自体は問題なし、問題なのはガーリックライスと食後のデザートで、これで既に2日分くらいの糖質を摂取していますから、この上にたい焼きは論外、ということなのです。
甘酒横丁を浜町の方へ5分程歩いたところには、「浜町川緑道」というちょっとした公園状のスペースがあります。文字通り以前あった「浜町川」の後にできた公園で、こういった場合川は暗渠として残されることが多いのですが、浜町川は埋め立てられてしまい、今は名前だけが残っています。
人形町には旧吉原があり、周辺に人形芝居や人形師が集まり賑わった事から「人形町」と呼ばれるようになったのですが、歌舞伎小屋も多く存在しており、この緑道には「弁慶の勧進帳」の像もあります。
このあとも前回と同じく浜町の明治座まで歩き、その前の「KOKO HOTEL」のラウンジでコーヒーを飲んで帰りました。
そこまで雨はもってくれたのですが、地下鉄を降りて地上に出てみるとかなり降り始めていましたので、そこからは寄り道せずに真直ぐ帰宅しました。


