シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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佐渡ヶ島二泊三日ツアー1日目②トキの森公園

 

佐渡ヶ島の両津港に佐渡汽船の大型フェリー「おけさ丸」が入港したのが15時過ぎ、この日はここから「トキの森公園」に行ってトキの生態を観察したり説明を聞いたりした後はホテルに向かうだけです。

 

初日の観光と言えるような観光はこれだけなのですが、我々が今回参加しているのはクラブツーリズムのプレミアムステージというシリーズで、これは年配者を意識したゆったりツアーで、旅程もあれこれ詰め込まれていませんから、朝出発は遅く投宿時刻は早く設定されていてとても楽なのです。移動手段は優等席となることが多いですし、貸切バスの場合は今回のように14人しかいないツアーでも40~50人乗れるような大型が用意されますので楽チンです。

 

両津港からは約20分で「トキの森公園」に到着しました。
トキはペリカン目トキ科の鳥で、そう言われればペリカンっぽいような気もします。漢字で書くと「朱鷺」ですから朱色の鷺な訳で、普段は単なる白い鳥ですが、一旦飛び立って羽の裏を見せるとそこが鮮やかなピンク、「朱鷺色」です。そしてその学名は「ニッポニア・ニッポン」というゴージャスさで、シーボルトが日本で標本を採集し、日本を代表する鳥として紹介したためこう名付けられました。
当時トキは東アジア一帯に分布していたのですが、シーボルトが「日本で得た鳥」として紹介したために、日本を象徴する鳥として認識され、ニッポニア=「日本の」、ニッポン=「日本」、つまり「日本の日本」という強調的な命名になっていて、学名に国名が二重に入るのはとても珍しいのだとか。
トキが「日本を代表する鳥」として位置づけられた証拠でもあり、この学名から、トキを「日本の国鳥」としようという議論が交わされたこともあるようです。今日本の国鳥はキジですが、ニッポニア・ニッポンのほうがふさわしい気もします。
ただ日本固有のトキは一度絶滅して中国から1999年につがいを贈呈され、その後数百羽まで増えてきているという経緯がありますから、国鳥指定ともなれば論議を呼びそうですね。
日本国外でも永らくトキは絶滅したと考えられていたのが、1981年に中国でその存在が確認され、日本と同じように中国から贈呈を受けた韓国、日本、中国で保護が続けられていて、日本では現在この公園に隣接した「佐渡トキ保護センター」で飼育中のトキが300羽前後、放鳥され野生下で暮らすトキが500羽強まで増えて来ているそうです。

 


この日はこれで終わりですから、ここからバスで30分程のホテルに向かいました。
八幡温泉八幡館というホテルで、源泉かけ流しの湯が自慢の宿のようでしたが、バスの車中でガイドさんが、かつては昭和天皇がお泊りになったような名旅館だったのですが、昭和感満載の宿ですよと強調するのを聞いて少し心配になりました。

 

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着いて見ると、確かに設備は古く昭和感満載と言えばその通りですが、きちんとメンテナンスはされていましたし、二間続きの広い部屋はゆったりしていて快適でした。
紅ズワイガニが一人一杯ずつ付いた夕食はカニと格闘することになり無口な時間が長かったですが、それは周りのテーブルもご同様で、私たちのグループだけの個室が用意されていましたので、とても静かな空間でした。

 

カニは甲羅を器に見立てることができるために、「杯」という単位が使われるようになったとされ、特に食用として扱う場面(料亭、漁師町、市場など)では「カニ一杯」という言い方が定着しているのだそうです。
ちなみに紅ズワイガニとズワイガニは違う種類であり、ズワイガニは日本海の浅い海域に生息し、甲羅は茶褐色で身は繊維質が強く濃厚な甘みがあって、高級品として「冬の味覚の王様」とも呼ばれます。一方、紅ズワイガニは深海に棲み、甲羅は鮮やかな赤色で水分が多く柔らかくみずみずしい甘みが特徴です。漁獲量が多いので価格も手頃で、鮮度が落ちやすいため水揚げ後すぐに茹でられるのが一般的です。茹でる前から赤いから紅ズワイガニなんですね。

 

 

 

 

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