シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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佐渡ヶ島二泊三日ツアー2日目:たらい船・青い洞窟・宿根木集落

 

ツアー二日目の朝は、9時半出発というのんびり行程でとてもありがたいです。
この日はまず妙宣寺という宿から10分程のところにあるお寺に向かいました。ここは佐渡に流されていた日蓮に仕えて、熱心な法華経信者となった遠藤為盛という人が妻と共に自宅を寺として開いたのが始まりだそうで、かつては佐渡守護代の居城ともなりましたので、今もどことなく城跡の雰囲気を残しています。境内には、県内唯一の五重塔もあって趣のある堂々とした寺院です。
しかし山門の仁王像そのものやその周囲の壁には無数の落書きが残され、中にはフランス語のものまでありました。嘆かわしい事です。仏罰が当たればいいのに。

 

 

その後は、妙宣寺からも近い真野湾沿いにある「尾畑酒造」という酒蔵見学です。見学というより旅行会社が提携したお土産物屋という雰囲気で、愛飲家ではない私には興味のない所でしたが、せっかくですから日本酒好きな息子のお土産に大吟醸を一本買い、我々は日本酒アイスというものを食べてみることにしました。ほんのり日本酒の香りがしてそれだけで酔いそうな感じでしたが、アイスとしてはとても美味しかったです。ここの真野鶴というブランドはエールフランスのファースト・ビジネスクラスでも提供されているそうです。

 

尾畑酒造からは佐渡ヶ島中央部西岸の真野湾沿いに南下し、小木半島最南端でたらい船乗船体験、青い洞窟観光の予定でした。しかしこの日はとても風が強く日本海はかなり荒れていましたので、小型モーターボートを使う青い洞窟観光は早々に中止決定となり、たらい船だけは港内での乗船なので開催可能との事でした。小型とはいえモーターボートの方が風や波には強いような気がしたのですが、小木港に着いてみて納得しました。防波堤の内側はこの風の中でも至極おだやかで、たらい船でも心配なさそうです。

 


正直青い洞窟には興味津々だったもののたらい船には殆ど関心がありませんでしたから、あまり期待もせずに乗船してみると、女性船頭さんの巧みな櫂捌きで自由自在に動くたらい船は中々の快感でした。たらい船はこのような観光用だけではなく、今でも漁に使われているのだそうで、実用性も兼ね備えているんですね。
青い洞窟観光はキャンセルになりましたが、これは公的資金が投入されたイベントなので返金が出来ないのだそうで、その代わりにこの観光船会社が運営するお土産物屋のお菓子などを沢山もらいました。こんなことなら前夜ホテルでお土産を買う必要も無かったです。結果お土産が多くなりすぎてこの夜ホテルから宅急便で自宅に送ることになりました。

 

次は「宿根木」という集落での昼食とその後の散策だったのですが、青い洞窟観光が中止となったために予約していた昼食時刻まで間が空いてしまい、集落の散策を先にすることとなりました。
宿根木集落は江戸時代に廻船業で繁栄し、狭い入り江に舟板を利用した板壁の家々が密集していることから、迷路のような路地が独特の景観を形作っていることで有名なのだそうです。船大工の技術を活かした三角家(これもCM等で有名なのだとか)などの建築様式は限られた土地を有効に使う工夫で、現在も約100棟の伝統的建造物が良好に保存されていました。ボランティアガイドの郷土愛溢れる説明も面白かったです。その頃の港町の面影を色濃く残す歴史的集落ですね。



昼食は集落内の船主のお屋敷を利用した「あなぐち」というお店で本格フレンチ。地域おこし協力隊として佐渡に移住した東京出身のオーナーが、地元食材を使った本格的なフレンチを、歴史ある古民家の雰囲気の中で楽しめる“ミュージアムレストラン”として運営しています。
デザートなどを撮り忘れましたが、代々残る和漆器などを使った大変上品で美味しいフレンチでした。

 

tabelog.com

 

 

青い洞窟が中止となりましたので、15時過ぎにはもうホテルに帰り着いていました。夕食までかなり時間がありましたから隣接する佐渡博物館に行ってみると、平日で天気が悪かったこともあって人影はまばらだったものの、なかなか充実した展示でした。
ここからの帰りには急な雨とあられに遭遇、あられに打たれるのも久しぶりの経験で、体が冷えてしまいましたので夕食前に温泉に浸かり、まだ他のお客さんは殆どチェックインしていませんでしたから広い浴場を独占して体を温め、生き返った気分でした。

 

 

 

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