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佐渡ヶ島二泊三日ツアー3日目:佐渡金山

佐渡ヶ島ツアーの最終日は金山の見学です。佐渡と言えば何と言っても金山ですから、今回のメインイベントといえるでしょう。
朝食会場の7階からはきれいな虹を見ることが出来ました。今回の旅は天候不順で目まぐるしく天候が変化し、お天気雨ということも多かったですから、この時に限らず何度も虹を見ることが出来たのは良かったです。こんなに短時間で多くの虹を見たのは初めてです。

 

前日よりは少し早いものの、それでもチェックアウトを済ませて9時ですからゆっくりした出発です。今回の宿がある佐渡市八幡は佐渡島西岸の真野湾最深部で、前日とは逆に湾岸を北上して、金山のある相川地区に向かいます。ここは外海に面していますが、前日の強風は収まっていて穏やかな日本海でした。

 

まずは近代化産業遺産として最近有名になっている「北沢浮遊選鉱場跡」を訪れました。ここは1952年に操業を停止した後、跡地の一部にゴルフ練習場(打ちっ放し)や相川高校のプールが設けられたりもしたらしいですが、2000年代に入り、佐渡金山の世界遺産登録を目指す動きが強まったことで、史跡としての保存・整備が進められて、全て撤去されたのだそうです。朝日が完全に逆光となりきれいな写真は撮れませんでしたが、肉眼では迫力ある姿をしっかり見ることが出来ました。

 

佐渡金山については、少し前にNHKで放映された「ブラタモリ」佐渡金山の回で知った、巨大なV字型の山の割れ目のことが記憶に残っており、それを実際に見た時は嬉しかったです。江戸時代からの露天掘りの跡で、道遊の割戸(どうゆうのわりと)と呼ばれ、佐渡金山のシンボル的存在ですが、タモリがこれを見て「人間の欲望って凄い」的な事を言ったのが印象的だったのです。
江戸期以前の坑道「宗太夫抗」と明治期以降の坑道「道遊抗」、資料館などを見学した後は、大佐渡スカイラインという峠道を登って、佐渡島の2/3が見えるという白雲台に向かいました。生憎雨脚が強くなり眺望は殆ど利きませんでしたが、確かに晴れていたら絶景だったと思います。

 

無数の小銭が投げ込まれています。文字通り「金山(かねやま)」ですな。


白雲台から山を下り、長三郎という寿司屋で昼食です。寿司屋とは言ってもカツ丼からラーメンまで何でもできるデパートの大食堂みたいな店で、中でも数十年前、支那そばと呼んだ時代から変わらぬラーメンは人気だと聞きましたので、ものは試しと用意された握り寿司に半ラーメンを追加注文してみました。写真を撮り忘れたのですが、確かに昔ながらの懐かしい醤油ラーメンで、丼等のビジュアルも含めて支那そばというのがぴったりでした。寿司もネタが新鮮ですからとても美味しくて、何でも屋の割にはとてもレベルの高い店でした。

 

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そこからはもう両津港に向かって帰るばかり、そして島内を巡ったバス旅の最後の最後でやっと野生のトキを目撃出来ました。田んぼでエサを食べていた数羽が丁度飛び立ったところで、飛んでいる時にしか見えない、羽根の裏の朱鷺色がとても美しかったです。トキも地上を歩いている限りは単なる白い鳥にしか見えませんから、この姿を見られて感動しました。私普段は全く鳥類に興味は無いのですが。

 

帰路はフェリーではなくジェットフォイルでしたから、3日間お世話になった大型バスとは両津港でお別れです。最初、新潟からバスを持ち込むのはフェリー代や人件費等考えれば無駄な気がして、その分で宿のグレードを上げるとかして欲しいと思ったのですが、現在佐渡ヶ島のバスや観光交通は深刻な人手不足に陥っており、バスもドライバーも確保できないので止む無く本土から乗り入れているのだそうです。コロナ禍による観光客の激減で運転手が離職し、その後需要が戻っても復帰しない人が多かったためだそうで、そう聞けば納得せざるを得ないです。

 

ジェットフォイルは時速80km/h超のスピードで海上に浮かんで走りますので所要時間は60分強に短縮されます。昔乗ったホバークラフト程うるさくも無く、このときになってようやく姿を見せた夕日を眺めながらの快適な船旅となりました。
新潟駅で駅弁を買い、新幹線の車内で食べて帰宅したのが21時半頃、天候には恵まれなかったものの佐渡は期待以上に楽しめました。
今度また機会があればレンタカーででも島内をゆっくり巡ってみたいです。

 

 

 





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