クラブツーリズム主催の東京都内日帰りツアーに妻と参加して来ました。
新感覚「TIME TRIP TAXI(タイムトリップタクシー)」で行く!日本橋体験ツアー(江戸文化体験コース) 【浅草発】
という触れ込みのツアーで、大型モニターに江戸の街並みを映しながら実際に日本橋を貸切タクシーで走り、その後はガイド付きで日本橋に残る江戸文化を体験する、というものです。
三連休の最終日、朝10時半に浅草雷門前の並木通りに集合だったのですが、前々日クラブツーリズムの担当から確認電話がありました。これまでのツアーでも添乗員からの確認電話はありましたが、今回は日帰りで添乗員もいないはずなのにと思って話を聞くと、何でも今回の日本橋体験ツアーの現地ガイドは外国人で、案内も基本英語なのだそうです。普段インバウンド客に江戸情緒を楽しんでもらうためのツアーであり、ガイドさんも日常会話程度の日本語はできても流暢ではないので、英語でも大丈夫でしょうか?とのことなのです。
ツアーの詳細(日帰りツアーでもありそこまで詳細な記述もありません。)を確認してもそのような事は書かれていませんので、それもあって事前確認してきたのでしょう。
正直英語でペラペラと説明されて理解できる程の英語力はありませんし、それじゃ困ると突っぱねても良かったのでしょうが、電話してきた担当の女性も困っているようでしたし、片言でも日本語で意思疎通できるなら、私たちの片言英語と合わせて何とかなるだろうし、それも面白いかと考えてそのまま参加することにしました。
当日まず雷門前の並木通りで「TIME TRIP TAXI」なるものに乗車します。この日の乗客は我々2名だけでしたから、アルファードのセカンドシートを目いっぱい下げて楽々乗車。車内には50~60インチ程の大型モニターが設置されており、車体前部に設置されたカメラの映像が映っています。


ここから雷門通りを西に向かい、かっぱ橋道具街や三越の前を通って東京駅までがコースなのですが、その間江戸の街並みなどが実際の映像に重ねて映し出され、なかなか興味深かったです。ただ大画面であるだけにカメラの細かな振動で車酔いしそうになりましたので、ここは手振れ防止性能の高いカメラに替えて欲しいところですし、デジタル画像の内容ももう一工夫して欲しいとは思います。




東京駅までは30分程、そこでひとまず乗車体験は終わりで、後は今通り過ぎて来た日本橋三越の前で待っているガイドさんのところまで送ってくれます。
そこで居たのはイタリア人の、和服がとてもお似合いの女性。それと事前に電話をくれたクラブツーリズムの女性も付き添っています。心配で見に来てくれたみたいです。

ガイドさんは日本大好きで、母国イタリアより日本でいる時の方がずっと居心地が良く、自然体でいられるんだそうですが、彼女の日本語もほぼ不自由はなく、特定の単語でつっかえた時に助け船を出すくらいで全く問題ありませんでした。
「三越の前身である越後屋が~」といった説明をイタリア人女性から日本語で聞くというのはなかなか新鮮な体験でしたし、何より彼女の一生懸命さや日本文化を愛してくれている姿はとても好感度高かったです。
三越の前からコレド(COREDO)日本橋の界隈を案内を聞きながらゆっくり歩いたのですが、福徳神社(芽吹稲荷)では大勢の行列に驚きました。鳥居のクヌギから若芽が芽吹いたことから「芽吹稲荷」と命名され、新しいことを始める際の成功祈願で参拝者が集まるとか、福徳神社は江戸時代に「富くじ」(宝くじの原型)の販売を許された歴史があり、現在も金運上昇や宝くじ当選祈願の神社として知られている、とか聞いて納得しました。最近マスコミでも取り上げられたのだそうです。
またガイドさんによれば、コレド日本橋の由来は「CORE=中心+EDO=江戸」で「COREDO」なんだそうです。成程ですね。


そのあとは、COREDOの中にある刃物の老舗「木屋」で研ぎの実演を見せてもらったり、隣の「にんべん」で昔懐かしい鰹節削りの体験をさせてもらい、日本橋、中央通り地下に展示されている「熈代勝覧(きだいしょうらん)」という江戸時代の日本橋を描いた絵巻の説明などを受けてツアーは終了しました。







今回は外国人ガイドによる外国人向けのツアーでしたが、イタリア人ガイドさんの案内に全く不満はなく、却って非日常が味わえてとても楽しかったです。
ただ、きれいな和服を着た白人女性に観光ガイドされている我々夫婦は、周りからはどのように見えていたんでしょうか?アジア系の来日熟年夫婦、という線が一番濃いかも知れませんね。