シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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新橋で友人を偲ぶ会

 

昨年11月に58歳という若さで亡くなった友人を偲ぶ会として、新橋の「くずしわしょく香季庵(こうきあん) 新橋 」という店に、彼の未亡人と娘さん、我が家夫婦と子供たち2人の計6人が集まりました。
「くずしわしょく」とは「崩し和食」のことでしょうから、いわゆる創作和食ですね。正直微妙な言い回しで私はあまり好みではありませんが、料理自体は大変美味しかったです。本店は銀座で、もう一店舗日本橋にも支店があるようです。

 

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仏教でいう四十九日が終わったタイミングで奥さんに声掛けしてみたところ、彼女も喜んでくれて、遠方に嫁いでいる娘さんもわざわざ帰京して参加してくれることになりました。彼女がまだ大学生の時、両方の家族ぐるみでの定例会が始まりましたので、これももう10年以上になります。本当に月日が経つのは早いものです。

 

四十九日は、故人が亡くなってから七日ごとに行われる追善供養の最終日にあたり、仏教では「中陰」(亡くなってから次の世界へ向かうまでの、この世と次の世の間での存在状態である49日間)の期間が満ちる重要な節目とされています。この四十九日をもって故人の行き先が定まると考えられていますので、遺族は法要を営み、納骨や位牌の開眼を行うことが一般的です。遺族にとっては、喪に服す期間の一区切りとなる大切な日でもあります。

 

香季庵は新橋駅のSL広場から虎ノ門方面へ続く新橋仲通りを7~8分歩いたところにあり、ちょうど虎ノ門との中間点あたりでしょうか。新橋仲通りは大通りである都道405号外堀通りの一本南側の路地と言ってもいいような通りで、両側には新橋らしい飲食店が軒を連ねていますから、呼び込みも盛んで賑やかです。
それが虎ノ門との中間点辺りまで来ると飲食店の数は減ってオフィス街の趣きとなりますから、香季庵あたりは静かな雰囲気でした。
案内してくれた若い男性も配膳係の若い女性も一見して外国人とわかるスタッフで、この業界も彼ら無しにはもう成り立たなくなってきていることを感じます。コンビニもそうですが、日本人の若者たちはこういった接客系の仕事には就きたがらないようですから、今後どうなっていくのでしょうね。

 

料理は創作和食と言うだけあってひとひねりしたものが多かったですが、とても食べやすかったです。この日は、いつもなら私が写真を撮っているかどうかを監視してくれる子供たちが居たのですが、彼らもこの日はそれを忘れていたようで、撮影したのは先付の「生湯葉と豆乳の濃厚ロワイヤル」と焼物の「厳選牛のステーキとランプ肉タタキ2種盛合わせ」だけでした。
始める前にメニューは撮っていて、準備万端だったはずなのですが、今日は「乾杯」じゃなくて「献杯」なんだよね?などど言いながら始めた時には既に忘れてしまっていました。

 

 

今後もずっと付き合いは続くと思っていましたから、彼自身にこれまであまり突っ込んだ話を聞いたことはありませんでした。ですから奥さんが語る彼の波乱万丈な人生は、愉快と言えば不謹慎ですが、ああそうだったのかと今になって驚くことが多かったです。

 

それにしても、人の縁はいつ始まっていつ終わるか誰にもわからない、というのが今回の実感です。
私自身、本質は人見知りなのに職業柄それを抑えて働いて来たという思いがありましたので、定年後は気の合った友人としか付き合ってきませんでしたし、酒に弱いこともあって気の合う友人とでも酒席に顔を出すのは億劫な気持ちがあったのも事実です。
これからは、あの時会っておけば良かったという後悔が無いように、誘いは極力断らない、自分からも積極的に声をかける、これを心がけようと思います。人生の残りも少ないのですから。

 

 

 

 

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