今年も5月23日から31日までの日程で、全国のライダーが石川県の千里浜なぎさドライブウェイに集結するSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)が開催されますが、このイベントも年々規模が拡大し、今や計14,000台が参加する巨大なものとなりました。
年々増加する参加希望者を受け入れるために、初期には土日の一泊二日で、土曜日がラリー本番、日曜日は朝からゴール地点である千里浜でイベント開催、だけだったのが、2回の土日とその間の平日にも参加枠を設定して、計14,000台という膨大な数のライダーを受け入れるまでになったのです。
今年の参加受け開始は2月22日(日)の6時38分、これは日本標準時刻(明石市)の日の出時刻で、日の出と共に出走するSSTRを象徴する設定です。
毎年アクセスが集中してつながらないことが常態化しており、募集台数に達し次第早期終了というやり方ですので、早朝から皆PC、スマホで臨戦態勢となるのですが、今年はそれにシステムトラブルが重なり、大変なことになっているようです。
運営からの発表によれば、14,000台の定員に対し、システムエラーにより多くの多重エントリー、データの消失が発生してしまったようで、現在も重複分を整理して枠を確保した上で、消失したデータを復旧しエントリーを繰り上げる作業を順次行なっているそうです。何と重複を含み3万件以上の繰り上げ待ちが発生しているのですが、データの照合にも多大な時間を要し、自身のエントリー状況も確認が出来ない人も多くいるらしいです。
最近ではライブなどの音楽イベントでも先着順はほぼ見当たりませんし、参加者の過度な負担を無くすためにもそろそろ抽選制を導入した方が良いのではないかと思います。規模の拡大ももはや限界ではないのでしょうか。
SSTRのルール自体は簡単で、ゴールまでに以下の条件をクリアすることだけです。
1.日本海の反対側となる海岸を、当日の日の出時刻以降にスタートする。
2.運営が指定した「指定道の駅」の中から1ヶ所以上に立ち寄る。
3.「指定能登復興応援ポイント」の中から1ヶ所以上に立ち寄る。
(これは能登地震以降新たに設定されました。)
4.立ち寄りポイント(SA/PA、道の駅など)で計15ポイント以上獲得する。5.石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」に、日の入り時刻 までに到着する。
関東から出発するなら、日の出直後には出発しないと時間的にのんびりツーリングを楽しむ感じにはならないかも知れませんが、正直全く過酷なイベントではありません。
私も2017年から2023年まで、コロナ期の中断を挟んで計6回参加しているのですが、内2回は千葉県の東京湾沿岸から出走していて、それでも問題なく余裕を持ってゴールできています。
ただ私の場合は、SSTR参加3年目からは定年退職の身となって時間の制約が無くなりましたので、前後に自分だけの予定を加えて数日間のソロツーリングを実施していました。ですから、まず前日に静岡あたりまで前乗りして、ラリー当日は最低限のポイントを確保したらあとはガツガツ走らずのんびり千里浜に向かう、という感じで、過去4回は、浜名湖、田子の浦、御前崎、焼津から出走しました。
それが年々増え続ける参加者により、上記の申し込み競争の加熱、宿泊場所確保競争(そもそも千里浜のある羽咋市はそんな大きな街ではありませんので、宿泊収容人員も多くはありません。)の激化、ラリー当日も余りの参加者の多さからゴールするのもバイクを駐車するのも一苦労、という状況に辟易して来て、2024年からは参加を見送っています。
ただ2024年は、能登で元旦に起きた震災、そしてそれに追い打ちをかけた集中豪雨による土砂災害で現地は悲惨な事となっていましたので、申し込みはしていたのですが直前になって参加を見合わせた、というのが実態です。
そして今年も当日まで申し込む気はなかったのですが、22日の朝ゆっくり起きてPCを開いてみると、SSTRの話題が幾つも出て来ました。LINEでもバイク仲間が申し込んだよ~という報告を上げていて、それを見ていると何だかムズムズして来て、遅まきながら申し込んでみることにしました。
その時点では既に冒頭書いたシステムトラブルで混乱の最中だったのでしょうが、ネット回線が渋滞するのは毎年のことなのでさほど不審にも思わず、それでも何とか繰り上げ待ちでの登録完了までこぎつけました。
そのあとシステムトラブルのことを知り、更に繰り上げ待ちが3万件もあることも知りましたので、もう殆ど諦めてはいますが、宝くじの一等程度の可能性はあるのかなと一縷の望みは持っています。
これは、先日の友人を偲ぶ会の時に、今後人と会う機会は億劫がらず積極的に作っていこうと考えたことの実行第一弾でもありますので、実現すれば幸先よいのですが。