妻と一緒に年1回の人間ドックに行って来ました。
昨年は悪性の疑いもある大腸ポリープの存在を指摘されてビビったのですが、それから早や一年が過ぎた訳です。大腸の内視鏡検査は2年に1度でいいと言われていたのですが去年のこともありますので今年も受けることにしました。ただしこの検診機関では胃カメラと大腸内視鏡検査を同時にはやってくれませんので、この日は胃カメラのみ、大腸検査は後日です。
検診機関がある麻布台は、我が家からだと地下鉄日比谷線の神谷町が最寄り駅です。
今や都内屈指のお洒落スポットとなった麻布台ですが、私の記憶にある再開発前の神谷町から今の麻布台ヒルズにかけての一帯は「木造住宅が密集した古い住宅街」で、特に今もある霊友会本部の裏側は周囲の繁栄から取り残された一帯、というイメージでした。我善坊谷という当時の地名の通り谷底の密集市街地で、ここ麻布台を再開発した森ビルも「小規模木造住宅が密集していた」と明記しているのだそうです。それが再開発で谷は埋め立てられ、今では地形そのものが消滅しています。
このあたりの当時の地名は、麻布我善坊町(谷底の住宅密集地)、麻布飯倉町、麻布飯倉片町で、我善防町はともかく「飯倉」という地名にはセレブ感もあります。ただしこれは現代の印象であり、再開発前の飯倉(麻布台周辺)は必ずしも高級住宅地というイメージではなかったようです。
霊友会本部裏の我善坊谷周辺は庶民的で雑多な住宅密集地だったのは私の記憶にもある通りですが、飯倉も台地側は高級で格式高いエリア、谷側は木造密集の庶民的エリアという二面性を持つ街だったのが、森ビルの再開発戦略で見事にセレブ感溢れる人気スポットとなったという訳です。



人間ドックは半日コースですから検査そのものは午前中には終了しました。ただ麻酔をしての胃カメラ検査を選択していましたので、検査後の安静時間が必要となり、全て終わって昼食を食べ始めたのは14時を回っていました。前日の夕食から食事制限していましたのでとても空腹で、この状態なら何を食べても美味しいのですが、空腹状態の胃に負担を掛けないという意図なのか、とても上品でやさしい味付けの料理でした。


食事を終えた後は森タワーを出て神谷町とは反対方向にゆっくり歩き、東京タワー・増上寺などを見学しながら散歩して浜松町から山手線で帰ることにしました。
東京タワーに向かう途中の飯倉交差点にはロシア大使館があるのですが、時節柄警官も多数配備されていて物々しい雰囲気でした。
東京タワーは土曜日という事もあって観光客がとても多かったですから、中に入るのはやめて下から眺めるだけ。スカイツリーと比べるとかなり古くなった東京タワーですが、グッと踏ん張った感じの姿はいつ見てもカッコいいです。妻はタワーからは男性の、ツリーからは女性の雰囲気を感じるのだそうです。


増上寺にも多くの観光客が訪れていて、特に外国人が目立ちました。本堂の前から麻布台方面を振り返って、江戸時代の増上寺、昭和の東京タワー、令和の森タワーを撮影しておきましたが、同じ考えを持つ人は多く、何人もが同じようにスマホを構えていました。


帰宅は夕方以降となりましたので、夕食はガッツリ系でステーキを食べて帰ることにしたのですが、昔ながらのビフテキとでも呼びたいようなステーキでかなり私好みでした。
