入籍も終わり、夫婦として暮らし始めた娘たちから、遊びに行っていいか?との連絡がありました。私たちに異存があるはずもないですから、即OKと返事したのですが、その後前回のブログの通り妻が風邪を引き、それと相前後して娘からも風邪を引いたみたいだから延期させて欲しいと言って来ました。
娘はすぐに回復したようなのですが、妻の方が長引いてしまったことと、その後私たち夫婦が奈良や伊豆への旅行を予定していたことで、結局1カ月近くも後になってようやく訪問が実現しました。
最初は日曜日の昼間に来て、昼ご飯をウチで食べた後、以前息子たちと行った柏市の猫カフェに行くという計画だったのですが、その後双方の週末の都合をつけるのが難航し、結局猫カフェは次回以降のお楽しみとして、平日の夜仕事を終えた後に来ることになりました。
そんなに急がなくても、週末ゆっくりできる時に来れば?と言ったのですが、考えてみれば私自身が桜旅に出てしまえば半月以上も居なくなりますので、何とかその前には来たかったみたいです。
これは娘というより彼の意向らしく、どうもバレンタインのお返しを3月中には持ってきたいと考えてのことのようです。律儀な婿さんです。
彼は外食より妻の手料理を好んでくれていて、この日は20時頃の来訪となったのですが、晩御飯はクリームシチューを御所望で、妻が夕方から用意して待っていました。
予想通り、ホワイトデーの贈り物と、その他彼らが旅行へ行った時のお土産など沢山持って来てくれて、私たちの奈良・伊豆のお土産の数倍のものを頂いてしまいました。
息子と娘はどちらも我が家から1~1.5時間圏内で暮らしているのですが、片や都内、片や千葉県北西部で、娘の方が近くもあり、また彼らはクルマを持っているのでフットワークも軽いことから、結婚前もちょくちょく遊びに来ていました。
息子と娘で差をつけるような気持ちは一切ありませんし、子供たちもそんな受け止め方はしていないでしょうが、結果娘たちの方が数倍の頻度で遊びに来ていることは確かです。
これは私たちだけに限ったことではなく、一般的にも娘夫婦と息子夫婦では、こちら側が同じ積りで接していても、自然と距離の取り方が変わって来る、という意見の方が多いようです。
その理由は、娘は育った家に戻った感覚で自然に振る舞える(実家なのですから当たり前ですが)ので、その夫(ちょっと固いですが、ジェンダーに配慮した上手い言い方がみつかりません。どう呼べば良いんでしょう?)もその流れに乗って無理の無い関係を作りやすく、訪ねて来る時の空気もどこか柔らかくなる。一方で息子夫婦の場合は、いくら息子本人は自由に振舞っていたとしても、その妻は義理の両親の前ということで一定の距離を置くことが多く、こちら側も気を遣わせまいと構えるために、どうしても儀礼的になりやすい、ということのようです。
このように、どちらが良いとか悪いとかでは無く、家族の構造が生む自然な差であり、気安さはその延長に生まれるものだ、というのが家族社会学・心理学・生活文化研究の共通した知見なんだそうです。
確かに我々夫婦の場合でも、妻の実家で居る時の方が、私の実家で居る時より自然に振舞えた気はします。私自身は勿論実家で気兼ねしたりはしませんが、妻に対する両親の気遣い、両親に対する妻の気遣いは確かに感じました。
そしてもう一つの要因として、娘の夫がとても人懐っこい性格だということもあげられます。我が家は全員猫型で、社交面ではそれぞれ少し癖があるのですが、彼は完全な犬型で、それも穏やかな大型犬といった趣きです。それもあって素直に我が家に溶け込んで来ているのかも知れませんね。