前回のLovebites武道館ライブの記事で書いた通り、今年の桜旅はライブ終了後東京からそのまま出発することにしました。
息子の自宅近くで一緒に夕食を食べた後、彼と別れて首都高に乗ったのが21時過ぎ、これまで2回は太平洋岸を走りましたので、今回は中央道を行くことにしました。私の桜旅は桜の名所を見て回ることも勿論目的ではあるのですが、むしろ移動中道路脇で目にする桜を眺めながら行くことが大きな目的ですから、通常は高速道や高規格道で高架になっているような道はあまり使いません。しかし今年は完全に出遅れていましたから、今年の出発点と決めた和歌山県の桜が散らない内に、一刻も早く和歌山入りしたかったのです。
21時過ぎの首都高は快適な流れでしたが、山手トンネルから中央線方面に入ったとたんにクルマの数が増えました。日曜日都心で遊んだクルマが一斉に東京西部に帰るんでしょうが、八王子を過ぎればまた格段に走りやすくなりました。
順調に距離を稼いで談合坂サービスエリアまできたところで、時間は23時を回っていましたので、この日の宿泊場所はここに決めました。ライブで汗ばんでいましたし、できれば入浴したかったですが、この日はウエットティッシュで拭き取るだけで我慢しました。東名を進んでいれば足柄SAには温泉があったんですが。
翌日は6時前から走り始め、双葉JCTから中部横断自動車道を経由して新清水JCTで新東名に入りました。最初は中央道で名古屋まで行く積りだったのですが、ナビがしきりにルート変更を指示してきたのです。中央道はアルプスの山並みを避けて岡谷までずっと迂回しますからかなり距離が長くなるんですね。
新東名は名古屋に入って伊勢湾岸自動車道となり、四日市JCTからは東名阪・西名阪国道を進んで、松原JCTで阪和自動車道を川辺ICまで、後で地図を確認すると約650kmを走りました。途中東名阪・西名阪は一般道ですがほぼ交差点もない片側2車線の高規格道で、各車高速並みの速さで走っていますから、殆ど高速を走りとおしたといっても良いでしょう。
中部横断自動車道で朝食確保のためにICを出てコンビニに寄り、川沿いの桜が見事だったのでハイエースを停めて撮ったのと、新浜松かどこかのSAで、隣にいたキャンピングカーのダッシュボード上で寛いでいる旅猫の盗撮写真だけがこの日の写真です。旅猫、いいですねえ憧れです。
その後は伊賀上野で渋滞にはまり、ちょうど給油タイミングでしたから伊賀上野市街へ降りてガソリンスタンドに寄りましたが、その他はずっと道路(SA/PA含む)で過ごしたことになります。


御坊市内の日帰り温泉で入浴をすませ、近くですから最初の目的地である「道成寺」に行って見たのですが、周囲はほぼ真っ暗な田舎道で、ナビのおかげで何とか道成寺にはたどり着いたものの、ライトアップされている訳でもなく真っ暗な境内に足を踏み入れる勇気はありませんでした。立ち入れない訳ではないのでしょうが、安珍清姫の話が頭をよぎったらもう無理です。
そしてこの日の停泊場所と決めた「道の駅SanPin中津」は日高川をしばらく上流に遡ったところにあったのですが、明かりの消えた道の駅の駐車場にはクルマが一台もおらず、こんなところで完ソロをやる勇気も無かったですから、再度阪和自動車道に乗り直して、一番近い吉備湯浅PAで停まることにしました。この夜は、雨も風もだんだん激しくなってきて、音や車体の揺れで目が覚めるくらいでしたから、こんな状態であの真っ暗な道の駅は勘弁です。道成寺も道の駅も怖すぎでした。