2026桜旅のPart2は、宇都宮での仕事を終えて、そのまま北へ向かって旅立つことになりました。
16時頃市内での仕事を終え、最初の目的地福島へ向かったのですが、福島と言えばやはり三春の滝桜が有名ですから、ここへ朝一に乗り込むために、この日の内に近くまで移動しておくことにしました。
もう時間もありませんので東北道を使うことにして、その前に宇都宮ICそばの「道の駅うつのみや ろまんちっく村」に併設された天然温泉「湯処あぐり」で入浴を済ませました。
宿泊は「安積(あさか)パーキングエリア」で、ここは郡山市ですが、滝桜のある三春町は隣町ですから30分もあれば行けるのです。
安積PAで目覚めて、早々に身支度・食事を終え滝桜の駐車場に着いたのが朝6時でした。既に駐車場はかなり埋まっていて、桜までの沿道も大混雑です。さすが日本三大桜の一角ですが、日本三大桜とは、三春滝桜(福島県)・山高神代桜(山梨県)・根尾淡墨桜(岐阜県)の三本で、いずれも樹齢千年以上の国指定天然記念物なんだそうです。
今年は根尾淡墨桜にも行きましたので、あとは山高神代桜を残すのみとなりました。
そしてここでは駐車料金を徴収するのではなく、美術館や博物館のように入場料・鑑賞料を徴収する方式でした。自然の景観を売り物にする観光地としては珍しいやり方で、私は初めてでした。

滝桜は流石の貫禄で、足元の黄色い菜の花と、背景の抜けるような青空がとても印象的でした。
またここでは御朱印ならぬ御桜印も貰うことが出来るのですが、これは「おさくらいん」?御朱印にならえば、「ごおういん」なんですかね?ともあれ町全体が一体となって滝桜推しです。



次に訪れたのは、「いしかわ桜谷」です。三春町の南にある石川町には、北須川・今出川沿いの6km以上に約二千本の桜が咲き、その姿から「いしかわ桜谷」と呼ばれているのだそうです。かなりの観光客が訪れるとなっていましたので覚悟して行ったのですが、三春町の喧騒が嘘のような静けさで、満開の桜並木も足早に学校へ向かう小学生や自転車で通り過ぎる中高生ばかりで、目を向ける人もいません。桜を眺めながら歩いていたのは私ともう一人のカメラを構えた中年男性だけでした。



つぎは福島県内を西へ向かい、会津若松に行くことにしました。目的は「会津若松城(鶴ヶ城)」の桜ですが、このあと山形県に向かう積りでしたので、その経路ということもあります。会津若松市に着いた時点でまだ11時にもなっていませんでしたから、お城に行く前にまず「会津武家屋敷」という観光施設の見学をすることにしました。
西郷頼母という会津藩家老の屋敷を復元したもので、豪壮なお屋敷であることは勿論ですが、この西郷一族が幕末の戊辰戦争で女性・子供たち含め二十数人が自刃するに至った悲劇の舞台としても知られていて、その展示には涙を誘われます。




それから鶴ヶ城に向かう積りだったのですが、そろそろお昼時で、会津若松へ来たなら是非寄りたいラーメン屋がありますので、お昼の混雑の前を狙って行ってきました。「きむらや」という看板も出ていないお店で、会津若松の地元民に教えてもらったのが最初です。ここはかつて存在した喜多方ラーメン伝説の名店「さゆり食堂」の系譜に連なるお店で、喜多方ラーメンの王道なんだそうです。


会津若松城も桜はほぼ満開で、大勢の人で賑わっていました。関西の旅でも伊賀上野城や墨俣城・藤橋城(模擬天守ですが)など回って来ていて、この後も多くの城と桜を見ていますので、お城と桜の写真を見てもどの城だったかがすぐには思い出せなくなってしまいました。




そしてそこからは西に進んで山形県に入る積りだったのですが、開花情報を確認してみると日本海側は満開となるにはまだ少し時間が掛かりそうで、太平洋側の方が少し早い感じでした。そこで急遽行き先を宮城県に変更し、この時点で7分咲きとなっていた「白石川堤一目千本桜」へ向かうことにしました。前年の桜旅でも訪問したのですが、そのときは天気に恵まれず背景の蔵王連山が見えませんでしたので、今年またチャレンジです。
到着したのが夕方で、蔵王の山々は見えてはいたのですが既に薄暗かったので、翌朝のチャレンジとして、この日はここからクルマで20分程のところにある「道の駅かくだ」で車中泊することにしました。