秋田港の道の駅を出て、まずは前日断念した「千秋公園」に向かいました。ここも久保田城という城の跡地に作られた公園で、秋田県屈指の桜の名所です。
秋田市内にはもう一つ秋田城というものも存在するのですが、こちらは奈良〜平安時代に朝廷が出羽国統治のために設けた古代の城で、天守や石垣を持つ近世の城とは性格が異なります。一方、久保田城は江戸時代初期に佐竹義宣が築いた秋田藩の居城で、これが現在の千秋公園です。イメージからすればこちらが秋田城なので混乱しますね。






千秋公園の桜は殆どがソメイヨシノとなっていたのですが、地面を見ると花が丸ごと椿のように落ちています。花ごとポトリと落花する椿は、首が落ちることとの連想から武士には嫌われ、数日咲き誇ったのちハラハラと花弁を舞わせる(落ちるのではなく舞うことが重要)桜の潔さが武士に好まれた、というのが私の理解だったのですが、これはどういうことなんでしょう?
AIに聞いて見ても、それは桜じゃなくハナカイドウ(花海棠)では?と言うのですが、千秋公園に植えられているのはハナカイドウではなくソメイヨシノだとも言います。一体どっちなんだ?と思ったのですが、ある解説で、桜も散り際ではない時期に強風にさらされると花ごと落ちることがあります、となっていました。確かにここ数日東北では強い風が吹き荒れていましたので、それに耐えきれなくなった花が落ちたのかも知れません。花弁はまだ殆ど舞っていませんでしたし。
上の写真にも写っていますが、私と同じ違和感を持った人は多いようで、落花の様を接写している人が何人もいました。
次は「角館武家屋敷の枝垂れ桜」で、ここは「北上展勝地の桜」「弘前城の桜」と並んで東北三大桜の一つです。以前妻と参加した東北三大桜を巡るツアーでは、どこももう盛りを過ぎてしまっていましたので、今回ようやく満開の枝垂れ桜に巡り合えました。
秋田市からは1時間半くらいかかるとのナビの表示でしたから、9時までには着きたいとハイエースを急がせました。大体9時を目安に大型バスで団体客がやって来ますので、それまでに駐車場に入りたかったのです。これも最近ツアーに続けて参加したことで得た知識ですね。
そしてここには「武家丸」という有名な秋田犬がいますので、それも楽しみだったのですが、彼は2024年7月に亡くなっていました。残念です。
武家屋敷通りの入り口で居たババヘラアイスは今も健在(御婆さん=ババは変わっていると思う)でしたので、ひとつ食べて来ました。






そして次は更に東へ向かって県境を越え、岩手県の「北上展勝地」です。東北三大桜を続けてリベンジです。
昨年はあまりの駐車場待ちの渋滞に恐れをなして早々に退散しましたので、今年は駐車場は最初から諦めて、北上駅前の駐車場にハイエースを停め、2km余り歩くことにしました。気持ちの良い風が吹き抜けてとても気持ちが良かったです。妻とツアーで来た時とは違って満開の北上川沿いの桜並木はとても豪勢でした。







この日は日本海沿岸の秋田市から仙北市角館を経由して岩手県の内陸部北上市まで来ましたので、そこから南下して平泉の道の駅で宿泊することにしました。翌日は中尊寺からスタートです。
