花巻市郊外の道の駅を出発して、最初に向かったのは桜が有名な「花巻温泉」で、そしてこの日の桜名所はここで終わりです。「宮沢賢治記念館」がこの日の主目的で、そのあとは青森県を目指します。
途中で見かけた桜を見物したりしながら、まずは花巻市の東側にある道の駅から西側の花巻温泉に向かいました。その後また東側の宮沢賢治記念館に戻ることになりますが、朝早すぎると美術館や博物館はまだ開館していませんから、これは止むを得ません。


花巻温泉の駐車場は、一見すると特定のホテル専用のようで、入って良いのかと躊躇いましたが、これが温泉内の各施設の共有駐車場らしく、温泉街の中央部に広いスペースが確保されていました。今GoogleMapで見ると「花巻温泉郷 車中泊専用駐車場」なんていうのも整備されているようです。



宮沢賢治記念館には開館直後の9時過ぎに到着、既に多くの来館者で賑わっていて、さすがの人気です。車のナンバーも地元以外に関東・近畿・九州と幅広く、年代層も私のような年配者から、ゴスロリのファッションで統一した若者グループなど多彩でした。
入り口には「よだかの星」のレリーフ的な立体彫刻があり、「猫の事務所」の一等書記、二等書記である白猫(白猫じゃないようにも見えますが)・虎猫が意地悪そうな目で迎えてくれます。
館内の展示は、賢治の多面的な活動を五つの領域に分けて構成しており、科学への関心や農業指導の実践、芸術作品の創作過程、宇宙や星への独自の想像力、そして法華経を中心とした宗教的思索が、それぞれ独立した部門として配置されています。この五つの領域が並ぶことで、賢治の世界観が一方向ではなく立体的に見えてくる構成になっているのだそうです。







小高い山の上にある宮沢賢治記念館から、「宮沢賢治イーハトーブ館」に下っていく斜面に「ポランの広場」という賢治の作品から名付けられた広場があって、ここにある南斜花壇と日時計花壇は賢治が設計したもので、当時は経済的、技術的な理由で実現できませんでしたが、残された設計図や手紙を元に復元されたのだそうです。




宮沢賢治イーハトーブ館は、宮沢賢治をもっと知りたい方向けの施設と紹介されていて、宮沢賢治と作品を愛する方々により発表された賢治に関する様々なジャンルの芸術作品、研究論文を数多く収集した文学館です。賢治作品の童話絵本、研究書、CD、ビデオなどの販売や、各種講演会、研究発表会が行なわれたり、賢治祭、賢治生誕祭ではコンサートも開かれたりしているそうです。
一通り見物して帰ろうとしたら、アニメの上映できますけど、お時間あるなら観て行きませんかと声を掛けられ、他に観客もおらずお断りするのも気が引けましたので、一人でゆっくり観て来ました。「注文の多い料理店」を改めてアニメで観たのは初めてでしたが、なかなか味のある画風で面白かったです。




この日はこれで終了として、青森へ移動しました。青森は太平洋沿岸部の方が開花が早そうだったのでまた太平洋岸に戻って八戸へ。一戸から九戸(くのへ)まで続きます(四戸は消滅しており現存せず)が、二戸までは岩手で、結局岩手で足掛け4日も滞在することになりました。前回も言いましたが岩手広いです。
岩手を出る前に名物を食べようと考えて「ジャージャー麵」にしました。私は冷麺よりジャージャー麺が好みなのですが、混ぜると焼うどんにしか見えません。実はジャージャー麺も中国ではなく韓国の中華料理屋で知った、韓国思い出の味なのです。
高速から見えた立派な山は「岩手山」かな?



最初は「道の駅なんごう」で車中泊する積りで、一旦は準備を始めたのですが、ここの駐車場がどのエリアも傾斜が妙にきつくて、気になりだしましたから思い切って沿岸部の「道の駅はしかみ」に移動しました。
南郷はジャズとそばの街なんだそうです。南郷サマージャズフェスティバルは、開催回数30回を超えた、全国のジャズファンが心待ちにする、ジャズイベントとしては東北最大級の催しです。
