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SHOW-YA主催の「NAONのBUNTAI」に行って来ました。

 

4月の末、「横浜BUNTAI」で行われた「NAONのBUNTAI」というライブイベントに行って来ました。そもそもBUNTAIが何かすら知らなかったのですが、以前の横浜文化体育館のことで、日常的に「ブンタイ」と呼ばれていたことから、老朽化により2020年に閉館・解体された後も、新しい多目的アリーナがこの呼び名をそのまま受け継いで「横浜BUNTAI」としたものなんだそうです。

 

このライブは1980年代にデビューした女性ハードロックバンド「SHOW-YA」が企画しているもので、女性ミュージシャンのみを集めて、1987年から日比谷野外音楽堂で「NAONのYAON」として続けていたものです。これは「ナオン/ヤオン」という韻を踏んだ名称で、この響きがイベント名の面白味になっていましたから、本当は今後も野音で続けたかったのだろうと思います。しかし野音は大規模改修で長期使用不能となり、開催を続けるには別の会場を探すしかありません。結果横浜BUNTAIに移る形となり、名称も会場変更に合わせて「NAONのBUNTAI」とされた訳で、語感の面白味は薄れたものの、屋内となったことで音響は良くなるでしょうし、天候にも左右されないのは大きなメリットです。

 

SHOWーYAは当時人気絶頂だった「プリンセス・プリンセス(プリプリ)」と対比する形で良く取り上げられますが、SHOW-YAはアルバム売上や動員規模では中堅クラスに位置し、支持層はロック志向の、濃いファンに集中していました。一方プリプリはシングルの大ヒットが続き、ミリオン作品も生まれて、全国的な知名度と圧倒的な動員を得た存在でしたから、人気には明確な差があったと言えます。

 

その人気度や支持層の違いは、ビートルズとローリング・ストーンズに何か似たところがあり、ビートルズ=明るくポップ、ストーンズ=ワイルドで反抗的、という「対立構図」も似た感じです。ただこれは多分にマーケティング上の演出でもあったようで、ミック・ジャガーは後年「ビートルズと敵対していたという話は作り話だ。僕らは仲が良かった」とも語っているのだそうで、SHOW-YAもお互い女性バンドとして意識はしていたもののそこまでの対抗意識は無かったと言っているようです。

 

私はと言えば、代表曲くらいは知っているものの、プリプリ・SHOW-YA世代ではありませんし、正直当時でもライブに足を運ぶ気は無く、まして今更、という感じなのですが、今回行ってみようという気になったのは、「East Of Eden」「NEMOPHILA」「HAGANE」という今興味がある若手バンドが揃って出演することを知ったからです。特にNEMOPHILA・HAGANEは、単独ライブに行くのはちょっとなあ、という客層ですから、丁度いい機会となりました。

 

横浜BUNTAI近くの駐車場にハイエースを停めて会場に向かうと、そこは私より一世代下の男女が一杯で、「杏子」「相川七瀬」「田村直美」あたりのステージでは皆タオルを振ったり、ペンライトを振ったりで大盛り上がりでした。私のような醒めた観客は白い目で見られる感じが正直居心地悪かったですが、お目当てのバンドはどれも期待以上で、その点は大変満足でしたし、彼らにもしっかり応援団は付いていました。
アリーナ席の抽選に外れてスタンド席となったのですが、最初から総立ちのアリーナだと同調圧力がもっと強かったでしょうから、結果的にはスタンドで正解で、それでも居心地が悪くなってきたので、最後はスタンド最上部に避難して後ろから立って観ていました。
しかし意外な大御所「小林幸子」も良かったですし、トリのSHOWーYAも衰えない迫力は流石でしたので、来年も行きたいと思っているのですが、まあ参加バンドに寄りますね。1980~90年代に人気だった女性シンガーにはそう興味もないものですから。

 

 

 

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