シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録。

普通列車グリーン車について

 

昨日この記事の書きかけ、というよりそれにも至らないメモが公開されてしまいました。既に見ていただいた方もいらっしゃったようで、大変失礼いたしました。何か楽屋裏をさらしてしまったみたいでとても恥ずかしいものです。

 

通常私は、思いついたものを単語の羅列的なものにしてしばらく置いておいて、徐々に文章にしていくのですが、この時も前日の通勤に関する記事から派生して記憶が蘇ったものをランダムにメモしていました。そして数日後までには記事にする予定で、「下書き保存する」とした積りが、「公開する」になってしまっていたのです。
それにしても、はてなブログの記事編集画面で、「公開する」がデフォルトになっているのは使いにくくないですか?私は過去にも何度か書きかけのものを公開してしまい、あわてて取り消したことがあったのですが、今回は気付かずしばらく放置してしまいました。

 

ということで、急遽記事をまとめました。
前回は通勤地獄の話だったのですが、今回は通勤地獄から逃れて快適通勤ができる普通列車グリーン車のお話です。
過去にも何度か記事にしましたが、私は二十数年前東京に転勤になった時、初めて住んだのが横浜市の旭区で、最寄り駅は相鉄線の南万騎が原でした。横浜までの相鉄線も当然混んではいるものの、そんなに体が密着して身動きできないというレベルではなく、そこから先のJRから本当の通勤地獄が始まります。
東海道線のホームで列に並び、先行電車がホームを出て行くところを眺めている(1~2本やり過ごすのが普通でした)と、普通車は本当に押しつぶされるような形で人がひしめいているのに対し、グリーン車では立ってこそいるものの新聞を広げて読んでいる人もいて、ゆったり感が漂っていました。世の中の階級格差の縮図を見る思いがしたというと大げさですが、結構当時の実感でした。
その日も憂鬱な気分で東京方面の東海道線ホームに立っていたのですが、突然肩をたたかれ振り向いてみると、わが社の専務でした。通常であれば面識を得るような立場ではなかったのですが、当時から私は労務担当をしており、この専務は営業統括ではあるものの労務管掌役員でもあったので、存じ上げていたのです。お聞きしてみるとやはり相鉄沿線にお住まいとのことで、専務は「僕はここからグリーンなんで、良かったらこれ使って。」といってグリーン回数券を渡してくれました。当時グリーン車など乗ったことがない私は知りませんでしたが、普通列車のグリーン車は11枚綴りの回数券が販売されており、専務はこれを使われていたのです。当時わが社では取締役には出張時、通勤時のグリーン車利用が認められており、グリーン定期で通勤される方も多かったのですが、この専務は営業統括ということもあり、出張が多かったのでこの回数券を使っていたようです。また当時社長以外の役員には社有車はありませんでしたが、タクシーチケットが無制限で渡されており、今では考えられないような大盤振る舞いです。

 

で、グリーン券を渡してくれた専務は、「一緒に行っても良いんだけど、僕と一緒じゃ気づまりでしょう?僕は先に行くから自由に使って。」と言ってグリーン車の方に去っていきました。労務担当ということで、当時まだ先鋭的なところも残っていた労組との交渉には無理なお願いをすることも多かったのですが、その都度落ち着いたバランスの良い判断・態度で、とても信頼できる方でしたので、この時の粋な振る舞いには、やっぱりこの専務は違うなと憧れました。自分もそうありたいと思いましたが、やっぱりなれませんでしたね。

その後千葉に引っ越し、総武線快速や常磐線を使うようになりましたが、この両線ともグリーン車が接続されていました。当時の直属の上司は総武線快速での通勤でしたが、この方は朝は普通車両で出勤し、帰りは自前のグリーン回数券を使って帰っていました。朝はまだ気力体力があるが、帰りは吞んで帰ることも多く、体を休めるための自分への投資だ、ということでした。一緒に帰る時にはこの上司からもグリーン券を渡されてお相伴にあずかるのですが、確かに疲れた体で座って帰れるというのはとても安楽でした。上司曰く、朝はグリーンでも座れないが、夜は座れるので費用対効果も高いとのことで、成程なと思ったものでした。


その後Suicaでグリーンチケットが購入できるようになり、自分でも時々は使うようになりましたが、やはり上司の教えが身に沁みついて夜退勤時に使うことが多かったです。ただ朝でも事故や故障で大混雑の時は、最初から普通車は諦めてグリーン車に乗りました。ホームに人が溢れて何台待っても乗れないという時でも、グリーン車なら何とか乗ることはできます。ただしこの時のグリーン車は乗れたら御の字という状態で、とても安楽なものではありませんでしたが、、。

 

 

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