シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

POLOで夫婦ドライブ:再び玉前神社へ

 

前回のブログとは日付が前後するのですが、2月2日の木曜日、仕事はなく天気も良さそうでしたから、今年まだ乗っていないR1200Rの初乗りで香取神宮にでも行こうかと考えていました。
年の初めから愛猫「ロク」の死、私自身のコロナ感染と良いことがありませんので、厄落としも兼ねて下総の一の宮、香取神宮にお参りして、帰りには利根川近くの店で鰻でも食べてこようかという積りだったのです。

 

当日も寒そうでしたから、手足の電熱装備は怠らず、万全の防寒体制で出かけようとは思っていたのですが、その日の朝になってみると、それに加えて強風が吹き荒れています。完全に気勢をそがれてしまい、どうしようかなと思ったのですが、それならクルマで出かけようと思いなおして、やはりこの日休みだった妻も誘うことにしました。
私は単なる厄落としの積りでしたから、何度も行っている香取神宮で何の問題もなかったのですが、妻はどうせなら他のところに行きたそうなそぶりでしたので、急遽行き先を変更し、今年の初めにFTR223の初乗りで訪れた、上総の国の一の宮である玉前神社に行く事にしました。私も前回初めてでしたし、妻は未訪問です。

 

www.boon-senior.com

 

玉前神社のある長生郡一宮町までは高速を使えば2時間かからないで行けますから、11時にゆっくり家を出て、妻の運転で一宮町に向かいます。バイクでは極力高速は使いたくないタイプですが、クルマの場合は渋滞もバイク程苦にはなりませんし、まして最近妻と出かける時は私はほぼ助手席と決まっていますので、高速利用も何の問題もありません。ただ、妻も高速走行が好きではないですから、クルマの時もやはり下道が多くはなるのですが、この日は出発が遅かったですから、往路は妻を説得して高速を利用しました。
外環道、京葉道を走って、千葉東JCTからは千葉東金道路、東金九十九里有料道路、九十九里有料道路とつなぎ、所要時間は1時間50分程でした。この日は渋滞が常態化している宮野木JCTや穴川IC付近にも渋滞はなく、至極快適な走行でしたが、やはり強風の影響で、妻はハンドルを取られそうになってかなり緊張していました。

 

それでもPOLOは小さいながらも良くできたクルマで、高速ではかなりの安定感があります。前愛車のゴルフトゥーランが箱型だったのに比べて、背も低く台形のフォルムですから横風にも強いみたいで、トンネル出口などであおられることも少ないと感じます。

 



到着が13時前となりましたので、参拝の前に昼ご飯を食べる事にしました。
前回も寄ったAgozzoという店で、この日私は地鶏もも肉のポアレ、妻は前回私が頼んだ厚切りシトラスポークジンジャーステーキのセットを頼みました。例によって写真を撮り忘れたのですが、食後のコーヒーとチョコレートだけはかろうじて思い出して写真を撮りました。

 

 

アットホームな感じの接客が心地良い店ですが、店内は広くはなく、テーブル席が5つだけです。この時先客は2組でしたが、一組は4人組でしたから、我々夫婦が着席すればそれだけでかなり満員感がありました。

 

Agozzo近くの駐車場(一日何と250円ポッキリ!)にPOLOを停めたまま、玉前神社に向かいました。前回1月5日はまだ初詣客で賑わっていたのですが、翌日に節分を控えたこの日は訪れる人もほとんどなく静まり返っていて、それがまたいい感じでした。

 

 

上の写真に、国家君が代に詠まれている「さざれ石」とありますが、写真は小石の欠片の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が埋めて、1つの大きな岩の塊に変化した「石灰質角礫岩」というものであり、これを君が代の歌詞にあるようにさざれ石が巌(いわお)となったものとして、さざれ石と呼ぶことも多いのだそうです。
ただ、さざれ石は「細石」で、文字通り細かい石・小石のことであり、特定の石を指している訳ではありません。小石が巌となり、さらにその上に苔が生えるまでの非常に長い歳月を表すために用いられているだけですから、全国各地の寺社仏閣にあるさざれ石もどれが本物ということはないみたいです。そういえば以前行った鹿島神宮にもありました。

 

参拝を終え、復路はのんびり下道を帰ることにしました。一宮町から内陸に入り、長柄町あたりからはいつものツーリングルートを使って、17時過ぎには帰宅しましたから、下道でも2時間半余りで帰れたことになります。
この日一人在宅勤務していた娘からはかなり不興を買いましたが、久しぶりの夫婦での外出で会話も弾み楽しかったです。

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ