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東京国立博物館で「建立900年 特別展『中尊寺金色堂』」を観てきました。

 

上野の東京国立博物館で開催中の、「建立900年 特別展『中尊寺金色堂』」を観てきました。

 

昨年夏、桜旅用に購入したハイエースの足慣らしで東北一周した時、中尊寺にも立ち寄り金色堂は見て来たのですが、屋内にあって更にガラスで囲われた金色堂は正直間近で見たという感動には遠かったのです。
その時は旅も最終盤で翌日には帰宅するという時点でしたし、とても暑い中広大な中尊寺の境内を歩き回って疲れていたのも理由だったのですが、そんな中、ラジオでこの特別展のことを知り、妻を誘って出かけることにしたのです。

 

風は強かったですがとても良い天気で、上野公園を歩いているととても気持ちが良かったです。ただそのせいもあってか沢山の人が訪れていて、国立博物館でもチケット売り場には長蛇の列ができていました。私たちは妻が前日に入場券をネット購入してくれていましたので、列に並ぶことも無くスムーズに入場できたのですが、特別展の入り口にも更に行列ができていて、入り口前で5~10分程待つことになりました。

 

 

入場してみると中は大変な混雑で、入り口の行列はこれ以上混み合わないようにするための入場制限だったみたいです。平日の午前中とあって熟年の方が大半でしたが、皆さんとても熱心に見て回っていました。
今回の展示は、タイトル通り中尊寺金色堂の建立900年を記念して、東京国立博物館の特別展として開催されているもので、金色堂の堂内中央に安置されている国宝の仏像11体が一堂に揃い、黄金に輝く金色堂の縮小模型も用意され、その他CGでも原寸大の金色堂が再現されていました。結構臨場感・迫力ありましたね。

 

 

今回私がこの特別展の事を知ったのはFM東京のブルーオーシャンという番組でだったのですが、そこでパーソナリティのフリーアナ住吉美紀さんが、360度ぐるりと回って仏像を眺める機会はそうないので、是非背後からもじっくり眺めて下さいと言っていたのを思い出し、やってみることにしました。確かに通常見ることができない仏像の後ろ姿は新鮮でしたが、あまりの人の多さにじっくり眺めるという訳にはいきませんでした。国宝級の仏像等は全て撮影禁止でしたし、一通り見物した後は常設展の方に回ることにしました。

 

館内には外国人の姿も多く、真剣な面持ちで展示に見入っていましたが、我々がルーブルや大英博物館に行くようなものなんでしょうね。もっとも私はヨーロッパにすら行ったことがないのでどちらも未経験なのですが、、。

 

 

 

中尊寺金色堂の特別展は本館で開催されていたのですが、同時に平成館という別棟でも本阿弥光悦の特別展が開催されていて、こちらにもかなりの人が流れていっていました。私たちは本館で特別展、常設展と見て回った後は、やはり混雑していそうなそちらは敬遠して、法隆寺宝物館のほうに回ったのですが、こちらは予想通り本館、平成館とは違ってとても閑静で、咳一つしても館内に響き渡るような雰囲気でした。拝観の最後をとても落ち着いて締めくくることができたのは良かったです。

 

10時半に入館して観終わったのが13時頃でしたので、近くで昼食をとって帰る事にしました。行ったのは上野駅のすぐ前にある東京文化会館の2階にある、フォレスティーユ精養軒という店です。以前やはり国立博物館帰りに寄ったのですが、精養軒のカジュアル版なんですかね。ここはクラシックやオペラ、バレエの公演に使われる本格的なホールですのでそれなりの雰囲気の人も多く、前回はバレエの衣装を着た可愛らしいお嬢さんの姿もありました。

 

 

 

 














 

 

 

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