先日の車検帰りお散歩ツーリングに続き、梅雨入り前にもうちょっと本格的に走ろうと、金曜日朝、一週間ぶりの出動です。
千葉県の北西部に位置する我が家から越境せずにツーリングするとすれば、東から南へかけてということになるのですが、この日は海を見ることを目的に、東方面、銚子・九十九里を目指すことにしました。
朝９時前に出発し、成田空港を経由して小見川までは、県道４４号線を進みますが、まずは成田空港の滑走路下を潜り抜けてすぐのところにあるローソンで、目覚ましのアイスコーヒーと、水分補給のための麦茶購入です。とてもいい天気で、出発時点ですでに気温は２８℃です。
この県道４４号線は内陸部の集落を縫いながら北東に進む道で、走りやすいけれど単調な利根水郷ラインより好みです。ところがこの日は平日ですから、休日とは違って仕事中の大型車が多く思うようには走れません。まあ私は遊びですので、ペースを合わせてゆっくり走りました。
小見川にはレトロな自販機で有名な「２４丸昇」があり、その前も通りましたが、駐車場は既に一杯です。存続のためには流行って欲しいですが、この時期３密は怖いですので、立ち寄るのはやめにしました。
ここから利根水郷ラインに出て、利根川の右岸を東に進みます。川の右岸、左岸は上流から下流へ向かってと決まっていますので、利根川の場合は千葉県側が右岸、茨城県側が左岸ということになります。利根川沿いの道は、千葉県側の右岸が、利根水郷ラインと名前がついていたりしてメインの道路のようですが、茨城県側の方が空いています。
この日は小見川まで内陸を進んで利根川に出ましたが、利根水郷ラインと言えば、もっと上流、安食の近くには一度行ってみたいと思っている鰻屋があります。「うなぎ さかた」という店で、利根水郷ラインを走る時には必ず前を通りますし、結構評判の店ですがこれまで縁がなかったので、２月に東国三社巡りのツーリングをした時には昼食に立ち寄る積りでした。しかし出発が遅くなり到着した時はもう駐車場も一杯で、時間もなかったためにあきらめました。その後こんな状況になってしまいましたが、もう少し落ち着いて、安心して飲食店に立ち寄れるようになったら是非行ってみたい店です。
銚子に近づくにつれ、朝でも２８℃以上あった気温が徐々に下がってきて、犬吠埼灯台まで来た時には、昼前なのに気温は２４．５℃、太平洋からの海風のおかげなんでしょう。この日の朝、銚子方面には濃霧注意報が出ていて、確かに海をみるとその気配が残っていますが、湿気は感じずとても快適でした。
犬吠埼灯台からは、ドーバーラインを走って、飯岡刑部岬展望館に向かいます。
ここはいつも空いていて、３階の展望テラスなら眺めも良く日差しも防げるので、ここで昼食にしようと、また途中のローソンに寄って昼食を買いました。この日もおにぎりとＬチキという簡素なものですが、、。
ここからは、県道３０号線、通称「九十九里ビーチライン」を南下しますが、この道はビーチラインとは名ばかりで、海は全く見えません。唯一、上の写真で見える飯岡漁港あたりで海岸そばを走りますが、それも防潮堤のため殆ど海は拝めません。この県道のもう一本海寄りにはサイクリングロードがあるのですが、そこからなら海は見えるのかも知れません。上の自転車の人も同じ方向に進みましたので、彼はこのサイクリングロードを走ったのだと思います。
とはいえ海岸沿いの道なのは間違いなく、バイクで走っていると常に潮の香りがしますから、海辺を走っている実感はあり、気温も２５℃前後でとても気持ちが良かったです。かつては海水浴、今でも初日の出には毎年来ている、山武市の蓮沼海浜公園付近まで南下したところで、進路を西にとり内陸に向かいます。ここから八街、酒々井、成田を抜けて１５時半頃無事帰着。約２２０ｋｍのツーリングでした。
海沿いの道は快適な気温でしたが、内陸部ではどんどん気温が上がり、成田付近では３１℃を記録しましたので、最後でだいぶ消耗しました。
梅雨入り前にもう一度、今度は南房総に出かけたいですね。
