先日行った、成田のレトロな自販機コーナー「オートパーラーシオヤ」に続き、今回は香取市にある「24丸昇」に行って来ました。とてもいい天気で気温も上がり、気持ちのいいツーリングでした。
まず成田空港を目指し、県道44号線に入って滑走路の下をくぐり、香取市の小見川というところに向かいます。
こちらは、「オートパーラーシオヤ」と違って街中にあり、規模も相当大きいです。ここも数年ぶりの訪問ですが、変わっていないですね。きれいにメンテナンスされています。
そして、やっぱりこれかなと、麺の自販機の前に来てみると、何と故障中でした。
別の自販機で販売はしているようですが、その自販機は中から商品を取り出して、係の人に渡して湯煎してもらうという半自動式。ところが、肝心のお店の人が見当たりません。
仕方ないので、トーストサンドでもまず食べておくことにしました。以前ハムチーズトーストは食べたことがあったので、あんトーストにしました。200円入れて40秒待つと、アルミホイルに包まれた熱々のトーストが出てきます。ちゃんと焦げ目もついていてうまいです。
食べ終わっても係の人は姿を現さず、ゲームでもして時間をつぶすことにします。この店舗は奥がこれもレトロなゲームコーナーになっていて、地元の常連さんが2~3人既に遊んでいます。地元シニア御用達のゲーセンですね。
麻雀ゲームをやってみましたが、本当に久し振りです。
昔、関西に住んでいた時、四国の実家に帰るには、神戸、高松間を走るジャンボフェリーというのがあって、その夜間便を使うことが多かったのですが、所要時間が4時間程で、寝るには短く、起きていると退屈という中途半端な航路でした。そこで時間をつぶしていたのが、ちょうどこの店に並んでいるようなゲーム機が置かれたゲームコーナーの麻雀機でした。ボタンの配列や機能は当時と殆ど同じで、意外と覚えているものです。途中で勝手に対戦型に変わるのですが、トップ取りました。
そうしていても係の人は現れず、ちょうど隣に座った常連らしき人に、係の人はいないのか聞いてみると、あそこにいる人がそうだよと。
確かに私が入店したときから、客席にポツンと一人でずっと座っている作業服姿の男性がいましたが、その人がお店の人だったんです。全くそうは見えなかったなあ。
で、早速麺の注文です。今日はラーメンにしました。300円を機械に投入して商品を取り出し、お店の人に渡すと、厨房の方に持って行って湯煎したものを持ってきてくれます。
まあ普通に食べられます。思い出料込みで300円なら納得です。
今回、故障機が多くなっていたことと、店内の至る所に無断撮影禁止の貼り紙がしてあることが気になり、お店の人に話を聞いてみると、そば・うどん・ラーメンの機械は2年前から故障して直せないのだそうです。メーカーは埼玉の方にあって、担当者が見に来たりもしたけれど結局直らなかったのだとか。本来人手をかけないために導入した自販機なんだけど、人手をかけて自販機を助けてやってるようなもんだねと笑ってました。頑張っていただきたいものです。
また貼り紙の方は、無断で厨房に入り込んで撮影したり、お客さんの顔をそのままアップしたりという不届きなブロガー(?)ユーチューバー(?)に困って、こういうことにしたのだそうです。私も最初この貼り紙を見たときは、ちょっと高飛車だなあという印象を正直持ちましたが、これは客側が悪いですね。私も注意しなければ。
当初は、同じ香取市の香取神宮にでも寄って帰ろうと思っていたのですが、まだ昼前で、しかも春を思わせる陽気なので、海にでも行くかと方針変更。
今回も利根水郷ラインへ出て、銚子の犬吠埼灯台に行くことにしました。
犬吠埼灯台の下では、色違いの同型車、R1200Rと遭遇。意外と見ないのでちょっと嬉しかったです。
最後は「東洋のドーバー」と言われている屏風ヶ浦のみえる公園まで来て一休みし、再び利根水郷ラインを走って16時頃帰宅しました。
以前の日本ロマンチック街道ツーリングで、吹割の滝が「東洋のナイヤガラ」としきりに謳っていることに違和感があると書きましたが、我が千葉県も同じでしたね。
7時間弱、200km強のツーリングでしたが、ジャケットの下にダウンを着込んでいると汗ばむくらいの気温で、まさに春の陽気でした。
このままいけばバイク乗りにはうれしいですが、そうはいかないでしょうし、またそんなことになったら今度は異常気象の方が心配になりますね。