シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

図書館について

 

定年後は時間もできることですし、読書の機会は増えると思っていました。
半面お金は無くなりますから、今後は図書館を有効活用しないとなと考えて、市立図書館、県立図書館の会員手続きだけは早々に済ませました。

 

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ところがその後1年経とうとしていますが、知人から専門図書の閲覧を依頼された以外、個人的には一回も図書館を利用していません。
千葉県立図書館の場合、中央、東部、西部と3つの図書館があり、ウチの最寄りは西部図書館となります。図書館の規模としては当然中央が一番大きいのでしょうが、最近の図書館は良くできていて、千葉県内図書館横断検索という仕組みがあり、必要に応じて県立図書館のみならず、各市町村立図書館の蔵書も最寄りの図書館に取り寄せることができます。またオンラインデータベースというのを使えば、国立図書館の資料も閲覧が可能です。便利な世の中になったものです。


なのに図書館に足が向かないのは何故でしょう?
若い頃は神田の古書街を覗いたりするのも好きで、古本を買ったことも勿論ありますし、古い本に抵抗がある訳ではないです。となると苦手なのは図書館の雰囲気、と言うことなのかも知れません。
確かに小さい頃から、静かに、真面目に、という環境に置かれると、何かやらないと気が済まないみたいなところがあったようで、小学校の通信簿には漏れなく「落ち着きがない」「じっとしていられない」「(標準語でストレートに言うと)お調子者」と書かれていました。しいんとした真面目な雰囲気だと、何か茶化さずにはいられないような、そんな気になってしまうみたいです。中学校以降は流石にそんなコメントをもらうこともなくなりましたが、本質は変わっていないのかも知れません。ですから、往年のジャズ喫茶の雰囲気や美術館・博物館の雰囲気が苦手なのもそういうところなのだろうと思います。素養はないものの、ジャズや美術品、歴史的資料は決して嫌いではないですから。


アウトドア派ではなくインドア派で、本を読むのも好きでしたから、一人で静かに家で籠っていることは一向に苦になりませんし、今回のコロナ騒動で巣籠りとなってもストレスを感じることはほぼなかったです。カレンダーを確認してみると、4~5月は、近くのコンビニを除けば外出は5回だけで、その他はずっと籠っていました。
そういえばバイク、キャンプ等アウトドア活動のときもソロが多いですし、結局アウトドア、インドア関係なく一人なら問題ないと言うことですね。

 

よくイヌ派ネコ派というようなことが言われますが、私は断然ネコ派で、いつも懐いてくれるイヌにはちょっと疲れてしまうところがあります。自分自身もネコ型で、(私が)好きな時だけ相手してくれて、あとは放っておいてくれる相手が良いです。
ですから家に人を招くことも、以前記事にした内田百閒の「世の中に人の来るこそうるさけれ、とはいうもののお前ではなし。世の中に人の来るこそうれしけれ、とはいうもののお前ではなし。」というのが実感です。
まあ超勝手な言い分であることは重々承知していますし、それをストレートに出すと人間関係を壊すこともわかっていますので、人並みの社交性は維持している積りですが、本質はそのとおりで家族もそれは理解しています。というか家族全員ネコ型みたいです。

 

図書館に話を戻すと、最近では古典であれば無料の青空文庫等がKindleでも手に入りますし、雑誌であれば多くの種類がやはりAmazonのサブスクで読めます。
図書館の雰囲気が嫌いだとしても、図書館で読まずに借りて来れば良さそうなものですが、それでも図書館へ行くこと自体が億劫で、足が向かない日々が続きそうです。

 

 

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