シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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初めてPCR検査を受けました。

 

先日都内の病院で、家内と揃ってPCR検査を受けました。特に異常があった訳ではなく、毎年受けている人間ドックを申し込んだところ、今年はPCR検査で陰性を確認してからでないと受診できないとの事なのです。
まあ病院の立場としてはそうでしょうし、こちらとしてもこの機会に検査してもらえるのは有難いです。

 

結論から言えば二人とも陰性でした。自分では大丈夫と思っていても、無症状感染者であることも考えられますし、我が家の場合狭い空間で家族3人暮らしていますから、だれか一人感染していたとしたら全員一蓮托生ですので、まずは一安心です。

 

特に影響が大きいのは家内で、彼女のヨガの講座には高齢者の方も多いですし、近くに住む義父母(彼女の実父母)宅には、様子見と買い物の手伝い等で定期的に訪問していますので、もし感染となると大変です。
また娘も営業職で定期的に取引先を訪問するのが仕事ですから、これまた影響は大きいです。彼女自身、今年春の入社から夏までは殆どテレワークとなり、実際の営業活動をし始めてまだ2~3か月に過ぎませんから、今休みたくはないでしょう。
となると一番影響が少ないのは隠居の私なのですが、その代わり前期高齢者の私はもし感染となれば自分自身へのリスクは一番高いです。

 

今回のPCR検査は、ニュース等でよく見る綿棒を鼻から突っ込んでグリグリという方式ではなく、自宅で唾液を採集して持参する、というやり方でした。夏位からこの方式も認可されているのだそうで、鼻から綿棒突っ込まれるのはいかにも痛そうだなあと思っていましたので助かりました。
当日の朝、歯磨きや食事の前の唾液を検尿用の容器みたいなものに入れて持参します。最低2cc位は必要との事ですが、起き抜けにそうそう唾液は出てこず、結構時間がかかりました。この日はこの検体を持参するだけなのですが、代理人は不可で本人限定です。秘書の方もダメです、との但書があり、お偉いさんにはそういう人も多いんだろうなと思いました。私ですらこれだけのために都内まで出向くのはダルいなあと思いましたから。

 

指定の時間に窓口まで持参し、陽性の場合は基本的には当日中、何らかの事情で遅れたとしても翌日の午前中までには連絡するとのことでした。大丈夫とは思っていてもその時刻まではちょっとドキドキしました。
春先にも一度コロナではないか?という症状となり病院にかかったことがあったのですが、その頃はPCR検査は保健所の判断(?)で行われており、肺のCTで肺炎症状なしということを確認して放免されました。

 

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そもそもPCRって何?と思って調べてみると、ポリメラーゼ連鎖反応(ポリメラーゼ・チェーン・リアクション)の略でPCRなのだそうです。
で、ポリメラーゼとはDNAやRNAのような核酸ポリマーや長鎖を合成する酵素の事、らしいですが、この短い一文の中にポリメラーゼ含め知らない(説明しろと言われてもできない)単語が6つも出てきますのでこれ以上はお手上げです。
とにかくPCR検査とは、サンプル中に新型コロナウイルスの遺伝子配列のRNAが存在しているのかどうかを検出する検査なんだそうです。

 

PCR検査拡大の是非については、春先には一大論争になりましたが今では議論されることも無くなりました。今になって考えると、検査能力が足りなかったのは当然そうなのでしょうが、当時は医療現場の態勢も整っておらず、無症状感染者まで逐一発見してしまう(という言い方には語弊がありますが)と、確実に医療崩壊する、というのが暗黙の了解だったような気がします。

 

 

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