シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

POLO夫婦ドライブ:長柄町「長生庵」の蕎麦と笠森観音

 

娘は友人たちと遊びに出掛けて夫婦二人だった日曜日、愛車POLOで長生郡長南町にある笠森観音までドライブに出掛けました。愛車とはいうものの最近では運転席よりも助手席に座る時間の方が長くなっていて、すでに妻の愛車といった方が正しいかも知れません。

 

f:id:k0013293:20220315111336j:plain

 

本当は館山市にある崖観音(大福寺)に行きたかったのですが、この日は18時までには自宅に戻らなくてはならない用事があり、館山まで行くのはちょっときついかなということで笠森観音にしました。
すっきり晴れた青空とはいきませんでしたが、ぼんやり霞んだ風景がかえって春らしさを感じさせます。詩的にいえば花曇りというやつですかね。まだこの言葉にはちょっと早いのかな?
いつもの内陸の道から長南町を目指しますが、途中丁度昼時となりそうなので、長南町のお隣、長柄町にある蕎麦屋「長生庵」に寄ることにしました。笠森観音は長南町にあるとはいっても地図で見ると長柄町とのほぼ境界線にありますから、長生庵からはクルマで10分もかからない位です。

 

f:id:k0013293:20220314104847j:plain

f:id:k0013293:20220314104914j:plain

f:id:k0013293:20220314104941j:plain

f:id:k0013293:20220314105040j:plain

f:id:k0013293:20220314105106j:plain

 

暖かくなってきましたので途中すれちがうバイクも多かったですね。長生庵は日曜日の昼前ということもあって結構な順番待ちでしたが、順番リストに記載すれば行列に並ぶ必要はなく、表で景色を眺めたりしてればいいのでそう時間待ちは苦になりませんでした。20~30分で呼ばれたんですかね。
妻も私も天せいろにしました。自前の畑(周囲は蕎麦畑)の蕎麦を使っているだけあっておいしいです。天ぷらの衣はもう少し薄い方が好みですが、でも十分満足しました。食後は背後の高台にある長生き展望台まで歩いてみました。一度登れば一日寿命が延びるそうで、理論的には毎日登っていれば不死となります。東側に開けた展望台ですが、思っていなかった程の高低差があって眺望は中々のものです。遠く外房まで見渡せますので、空気の澄んだ冬場なら太平洋も見えるのですが、春霞のこの日はそこまでは見えませんでした。

 

f:id:k0013293:20220314110057j:plain

f:id:k0013293:20220314110125j:plain

 

その後、ゆっくり周囲の花などを眺めながら丘を下り、青空市場で野菜やキノコを買い込んで笠森観音に出発です。
上の写真の、レンゲのような紫色をした草花はこの時期道端で良く見る花なのですが名前を知りませんでした。偶然お隣を歩いていたご婦人方の会話でこれが「ホトケノザ」であることを知り、何だか永年のモヤモヤが晴れた気分ですっきりしました。しかし春の七草のホトケノザはこれだったんだと思ったら、春の七草は別物で、このホトケノザは食用には向かないんだそうです。ややこしいですね。

 

そして笠森観音ですが、ここも以前来た時とは違って多くの人で賑わっていました。混みあった本堂には登らず、周囲から眺めただけで笠森観音のある山を周遊する遊歩道を歩いて麓の駐車場まで戻りました。30分程度の散策でしたが、高低差があり階段も急ですので結構な運動量だったと思います。クルマに戻った時にはかなり汗ばんでいました。

 

f:id:k0013293:20220314111608j:plain

f:id:k0013293:20220314111651j:plain

f:id:k0013293:20220314112622j:plain

f:id:k0013293:20220314112639j:plain

f:id:k0013293:20220314112705j:plain

f:id:k0013293:20220314112723j:plain


ここからは自宅に向けての帰路となり、運転は私に代わるのが通常ルールなのですが、この日はまだ13時半にしかなっておらず、走行距離も70~80km程度でした。まだ疲れてもいないし、来た道を引き返す(高速は使わない)ならこのまま運転して良いよと妻が言いますので、お言葉に甘えることにしました。
子供たちが小さい頃からクルマで出掛けることは多かったですが、移動中の車内でもモノをこぼすとか、むずかるとか、母親の手が必要となることは多く、必然的に運転手は私となっていたのですが、妻も本質的に運転は好きで、永年助手席に座り続けていて飽きたというのも本音なのだそうです。逆に私はファミリードライブの運転(すべてに「急」がつかない安全運転・・当然ではあるのですが、、)には飽きたところもあり、双方の利害は一致しますので、今後もできるだけドライバーはお願いしたいものです。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ