シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

船橋市のイチゴハウス「ohelo papa(オヘロパパ)」

 

先日長南町の笠森観音からの帰り、船橋市の「ohelo papa(オヘロパパ)」というイチゴハウスに立寄って、お土産用のイチゴを買って帰りました。
船橋市とは言っても船橋の中心部からは遠く離れた、アンデルセン公園や船橋県民の森の近くの国道16号線沿いに新しく出来たキレイなイチゴハウスです。

 

イチゴ狩りが主体の観光農園ですので、本当はイチゴ狩りを楽しみたいところですが、この日はイチゴ狩りに行きたいとかねてから言っていた娘も居ませんでしたし、予約も入れていませんでしたので、日曜日ということもあって飛び込みではそもそも無理だったみたいです。

 

f:id:k0013293:20220314114753j:plain

f:id:k0013293:20220314114849j:plain

f:id:k0013293:20220314114906j:plain



「ohelo papa(オヘロパパ)」とはハワイ語でイチゴという意味らしいですが、名前の通りハワイアンな雰囲気のイチゴ農園で、入り口にはサーフボードの看板が掛かっていて、スタッフも皆アロハで迎えてくれます。
これまでのイチゴ農園は、当然と言えば当然ですがイチゴ農家が運営しており、言葉は悪いですが農家の片手間的な運営のところも多いです。ところがここは農業とは無縁だった、障がい福祉サービス事業を展開する企業が新しく始めた農園で、柏市内に知的障がい、精神障がいがある人の住まいとしてグループホームを運営し、さらに、就労支援B型事業所も運営しています。(ここの若い経営者と仕事上の付き合いがありますので、多少ヨイショ記事的になっているのは勘弁して下さい。彼らに成功して欲しいと純粋に思っています。)
彼によれば、障がい福祉サービス事業を手掛けている中で「利用者の親御さんの一番の心配は、利用者さんが将来収入を確保して暮らしていけるようになるのかどうかだが、そこで我々と同じように収入を得られる仕事は何かと考えたとき、農業にいきついた。そして農業の中でもイチゴ狩りがいいのではないかという話になり、3年以上かけた末に縁あってこちらの場所で開園できることとなった。」のだそうです。
敷地内には大型のハウスが2棟あり、約6000株のイチゴを高設で栽培していて、栽培するイチゴは「章(あき)姫」「よつぼし」「かおり野」「紅ほっぺ」の4種類。今はまだ施設利用者の就労には至っていませんが、早期に運営を安定させ道を開く積りのようです。

 

f:id:k0013293:20220314114813j:plain

f:id:k0013293:20220314114832j:plain

 

オヘロパパというネーミングやハワイアンな演出は、「かっこいい農業」として興味を持ってもらいたいという意味もあってのものらしく、キレイでおしゃれなイチゴ農園としてお客さんの来園動機につなげるのは勿論、働く環境も良くして行こうとしているところは若い経営者らしい柔軟な発想だと思います。その他にもワンちゃん連れでも楽しめるドッグランも裏手に整備中で、イチゴ狩り自体を一緒に楽しめるワンちゃん専用のカートも用意されています。飽きてしまいがちな小さなお子さん用のキッズスペースもあり、真新しい施設であることも相まって、この時はお子様連れの若いご夫婦で賑わっていました。またこの企業の関連会社には飲食店も複数あるのですが、そのせいかスタッフにホスピタリティの精神が備わっていることも感じます。もう今年のイチゴ狩りも終盤ですが、都心からも便利なイチゴ農園ですので人気になれば良いなと思います。

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ