シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

災害時用に「ECOFLOW DELTA(エコフローデルタ)」というポータブル電源を買いました。

 

今回、エコフローという会社が製造販売している、デルタという大容量のポータブル電源を購入しました。新型が出るタイミングという事もあってか値下げとなっていたので思い切って買ったのですが、6桁に乗る価格の買い物はかなり躊躇します。

 

最近また各地で地震が増えているような気がしますし、災害時の電源確保は必要だなと以前から考えていました。我が家はオール電化ではありませんが、冷暖房は全て電気ですので、真夏や真冬に停電となるととても困ります。人間もさることながら高齢猫のロクが心配でもありますので、せめて一定時間電気カーペットや扇風機位は稼働させたいと思って選びました。

 

 

今回購入したデルタというポータブル電源は、出力が1,600W、容量1,260Wh、という高出力大容量のものです。重量が14kg、寸法は40×21×27cmで、重さは予想通り結構なものでしたが、大きさは思っていた程ではなかったです。

 

ちなみにW(ワット)は電力を表し、一般的には消費電力のことを言いますから、1,500Wのオイルヒーターは稼働できますし、800Wの電子レンジも楽々使えます。一方Wh(ワットアワー)は電力量を表しますから、どのくらいの電力を使えるかがわかり、1,260Whということは1,260Wの家電なら1時間、または630Wの家電なら2時間使えるという事になります。
ですから、今回のポータブル電源が大容量であるとは言っても、1,500Wのオイルヒーターならば1時間と持ちません。我が家の冷蔵庫の消費電力は150W程度のようですから、8時間程度は使えることになりますので、真夏ならこちらが優先でしょうかね。とにかく容量としては家電を稼働させるには物足りませんから、クルマからの電源供給とか、ソーラーパネルを追加購入してそこから電源供給とかしないと、すぐに使い切ってしまうことになります。現状では、停電が長期に及ぶ場合にはやはり避難することが前提で、避難できるまでの緊急対応用という事になりそうです。それでもノートPCやスマホの充電用としてなら十分すぎる程の容量はあります。

 

上の写真の黒い箱より更に二回り以上大きな段ボール箱に、しっかり緩衝材を詰めて送られてきました。出荷時にはあえて充電量を抑えてあるので、初回使用時は必ず満充電にしてから使って欲しいとの注意書きがありました。早速コンセントにつないで充電を始めますが、この時点で残量49%となっていました。入力は、このAC入力、クルマのシガーソケットからの入力、ソーラーパネルからの入力が使えます。
下の写真は1時間程経過した時のもので、既に94%まで充電できていました。

 

 

結局2時間もかからず満充電となり、試しにUSBーA端子にスマホ2台を繋いで充電してみましたが、両方とも満充電になっても、デルタは100%残のままでした。まあどちらのスマホも90%以上の残量がありましたので、そう驚くようなことではありませんが、、。
ちなみに出力端子は、AC出力×6、USB-A(高速)×2、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット×1と一杯付いていますが、AC端子に6つも繋いでしまったらあっという間に空になってしまいそうです。

 

 

100%満充電となったところで部屋の隅に置いておくことにしましたが、このエコフローデルタを購入したのにはもう一つ目的があって、それは以前のブログで書いた車中泊の旅に使う、というものです。正直車中泊にここまで大容量のものは要らないと思ったのですが、どうせ買うなら自宅の緊急対応用にもなるもの、ということでこれに決めました。それに1,600Wであれば、卓上のIHコンロも使えますのでそれはそれで便利そうです。

 

本心はこちらの方が主目的だったのですが、車中泊で使うことを話していたら妻から、旅に持ち出されたらいざという時役に立たないじゃない、と至極もっともな指摘をされてしまいました。本心を見透かされてしまったようですが、どう説得しましょうかね。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ