年1回の人間ドック受診に妻と出かけて来ました。
現役時代は年1回の定期健康診断があり、それに加えて30歳、35歳のポイント年齢と、40歳以上の社員は年1回人間ドックの補助が受けられる仕組みでしたが、妻はフリーランスのような形で働いていましたから健康診断もなく、健康保険組合員の配偶者も利用可能なこの人間ドックだけは必ず夫婦で受けていました。
私も退職後健康診断は無くなりましたので、同じ病院で人間ドックだけは継続して受診するようにしているのですが、当然会社からの補助はなく、夫婦2人分となると財布には厳しいです。
人間ドック補助は30歳・35歳でも受けられましたが、その時はまだ独身で健康への関心も殆ど無く、受診しようという気もありませんでした。それが38歳でようやく結婚して家族が出来てから、やっと健康は将来への備えという意識が芽生え、40歳以降は毎年人間ドックも受診するようになりましたから、以降65歳までは毎年2回の健康診断を受けていたことになります。
健康意識が高まったことも確かですが、所属していた人事部が健康保険組合を管轄し、補助金の支給等も会社と健保組合の共同事業として実施していましたので、人事部員は率先して受診していた、という事情もありました。
11月下旬の土曜日、娘に老描ロクの世話を任せて夫婦で都内の病院に向かいます。土曜日は現役世代が多く希望しますから、この人間ドックも混むのですが、ロクの世話を娘に頼むにはやはり週末となってしまいます。ですから妻と二人で外出することも最近では稀になって来ました。
病院の一角に健康管理センターはあるのですが、病院とは思えないようなゆったりした作りです。朝一のスタートで、妻が1番、私は2番でした。検査着に着替えたらロビーでしばらく待機し、9時前に検査がスタートして12時前にはもう終了です。
その後昼食をはさんで医師からの所見説明があるのですが、この時点ではまだ検査結果は出揃っていませんから、あくまでもその時点で判明していることについての仮の所見となります。そういう位置付けですのでこれは任意なのですが、これまでは必ず所見説明も受けていました。更に、検査自体は午前中で終わるのですが、婦人科検診もある妻を待っていると昼食もかなり遅くなり、その後所見説明が終わるのは15時頃、というのがいつものパターンでした。
今回はロクのこともあってできるだけ早く終わりたいと考え、私は所見説明はパスして、昼食も妻を待たないことにして、二人分の精算を済ませ、先に帰ることにしました。妻は所見説明も聞きたいとの事でしたし、朝スタートした以降は全く顔を見ることもありませんでしたので、こんな感じなら来年以降は別々に受診しても良いみたいですし、半日で終われるなら楽なものです。
人間ドックで用意されている昼食は、11階の眺めの良いレストランで食べるのですが、この日私は洋風のお弁当にしました。人間ドックの日は胃カメラの検査の為に前夜20時以降絶食していますので、この時のご飯は何を食べても美味しいのですが、レストランにはもうクリスマスの飾り付けがされていて、都心の風景を眺めながらだと更に美味しく感じます。
翌日は名古屋での会食がありましたので、胃カメラの結果如何で生研となってしまうと困ったことになったのですが、幸いそれは無くて良かったです。