シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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酷暑対策:男の日傘と帽子

またまた外せない用件で酷暑の都内に出向いてきました。
新橋での用件が終わり、駅前のSL広場を通ると、普段なら待ち合わせの人達で賑わっている広場も人影はまばらで、みんな駅とか駅前のニュー新橋ビルとかの日陰に避難していました。人が少ないのはお盆という事もあるでしょうが、この猛暑に日差しを遮るものの無いコンクリートの広場での待ち合わせは厳しいと思います。

それでも日差しの中にいる数少ない人の中で、御婦人方は多くが日傘をさすか、帽子をかぶっています。一方の男性は、日傘はまず見当たらず、帽子も少なくて、いたとしてもキャップ型が殆どという感じです。
日傘は紫外線対策上も有効ですが、暑さ対策でも相当効果があるそうで、帽子でもつばの大きいハット型ならそれなりに涼しいです。

 

男の日傘も市民権を得てきている、との報道を見たことがありますが、見たところではひとりもいませんでした。男もスキンケアに気を配るようになり、紫外線対策も気にし始めたからとのことでしたが、まだまだ定着はしていないようです。
実は私も、先日の有志による送別会で日傘兼用の傘をいただいています。私の場合は頭部への直射日光は危険!という女性ならではの心遣い(?)によるチョイスだとは思うものの、まだ雨用以外には使ったことがありません。いまでこそ若い女性も使うようになりましたが、我々の若い頃、日傘をさすのは良家の中年以降のご婦人、というイメージが強く、自分が日傘をさすという姿が何か気恥ずかしいです。

 

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一方で、帽子は昔の男性にとってはもっと身近で、大人の男は多くがかぶっているという印象でしたが、これもすっかり廃れて、上に書いたようにかろうじてカジュアルな服装でのキャップ(野球帽)が見られるくらいになってしまってます。

理由は色々あるみたいですが、調べてみると、

元々帽子の文化の無かった日本で、明治以降華族や士族の人達には欧米諸国と価値観を共有していることを示すために着帽の正装が求められ、それが徐々に大衆化していって帽子の文化が定着した。

それが戦後アメリカのカジュアルな服装が広まって、ハット型の帽子が廃れ、キャップが残った。

更に交通機関の発達で歩かなくなり、防暑や防寒の必要が薄れたことと、車内での着帽は不便であった。

等があげられるようです。
髪型の崩れが理由でもあるでしょうね。

私もキャップは以前からかぶってましたが、確かにハット型のほうが涼しそうだなと考えて、去年こんな帽子を買いました。

 

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これとアロハシャツが今年の定番の服装になっています。
布製のキャップに比べて風も通すし、日差しも肩まで遮ってくれることで涼しさは段違い、ハゲ頭には必需品です。
仕事先にこれで出向くのはまだちょっと抵抗があるのですが、これはパナマとかの高級品ではなく、素材が指定外繊維(ペーパー)90%、綿10%となっていて、折りたたんで鞄に入れることもできるものです。指定外繊維が何なのか不明ですが、とにかく折りたためるのがありがたく、仕事先に着いたら折りたたんで鞄にしまい、帰りに鞄から取り出してちょっと形を整えれば元通りです。
仕事で使うことも少なくなった訳で、折りたたみを考えないのなら、本当に夏のイメージのカンカン帽も買ってみたいです。

こんな暑さが今後も弱まることはなさそうですから、男の帽子や日傘が市民権を得るのも近いかも知れませんね。

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