文爺さんの日常・BMW R1200Rと共に

御隠居の日常と、愛車BMW R1200Rとの時間。

小学生の記憶

今週のお題「人生最大の危機」

今をさかのぼること50数年。
小学校の休み時間に友人とふざけて遊んでいた私は、何故か手に裁ちばさみを持っていました。階段わきでじゃれあっていたのですが、裁ちばさみが何かの拍子で手から滑り落ちて、階段から階下へ落ちてしまったんです。
「あっ!」と思って手すり越しに下をのぞき込むとそこには階段を下りてゆく生徒の姿が!!ほぼ真上からでしたので頭頂部しか見えず、今となってもそれが誰だったのかはわかりません。スローモーションのように刃を下にして落ちていくはさみと、階段を下りていく生徒の姿。まるで映画の一コマのように今でも鮮明に覚えています。
結果、彼がまさに間一髪通り過ぎた後の木製の階段に、「カツーン!」という音を響かせてはさみがきれいに突き刺さっていました。
あとコンマ何秒かはさみが落ちるのが早ければ、誰ともわからない彼の頭頂部に裁ちばさみが突き刺さっていたかもしれない・・。そう思うと子供心にも震えが来ました。あわててはさみを取りに下りましたが、その時には何も気づいてなかったのか本人の姿はなく、目撃者も誰もいませんでした。ふざけあっていた相手は当然知っているはずですが、私のようにその現場をのぞき込んでいたわけではなく、私の怯えも彼にはどうも伝わらなかったような記憶があり、今ではその相手が誰だったのかも忘れてしまいました。
一歩間違えば、自分が過失とは言え一人の命を奪うことになったかも知れないということは結構重い「人生最大の危機」の記憶です。

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