シニアライダーの日常・R1200Rと共に

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今日は13日の金曜日

今日は13日の金曜日でしたね。

家族全員、仕事やなんやで出かける中、迷信深い私は外にも出ず、一人家で猫と留守番していました。というのは冗談ですが、自分が13日生まれという事もあって、こだわりとまではいかないまでも、昔から気になる日ではありました。

でも何で13日の金曜日が縁起が悪いとされているのか、ちゃんとわかっていたわけではありません。何となくキリスト教の信仰上の理由、イエスキリストが13日の金曜日に処刑されたから、とかユダが13番目の弟子だったから、というような理由では?と思っていました。

 

ちょうど暇になったわけでもあり由来を調べてみると、諸説あるものの、最も信頼がおける(であろう)ウィキペディアによると、キリスト教起源説は俗説なんだそうです。

13が西洋において最も忌避される忌み数であるのは確かですが、イタリアで不吉な日は17日の金曜日であり、スペイン語圏では13日の火曜日が不吉だとされていて、13日の金曜日を不吉とするのは、英語圏とドイツ、フランスなどに限られるんだそうです。

では何故13が忌み数とされたのかというと、

原初人間が身体で計算できた数は手指の10と両足の2、計12であり、それを上回る13は「不可能(未知)の数」であるから本能的に恐れたとする説。

古代より暦の必要性から時間や方位などに六十進法が使われており、中でも60の約数の一つである12はそれらを構成する基準の数として、12か月や12時間、12方位などのようにしばしば用いられてきた。そのようにして生活に広く根付いた基数の12に対し、12より一つ多く、素数である13は、その調和を乱すものとして不吉な数と考えられたとする説。

北欧神話キリスト教神話でも、13番目の登場人物によって厄災がもたらされたという記述が種々あり、それが元になったという説。

等々あるようで、12が人間の基本であるからとか、六十進法の調和を乱すから、という理由は、なるほどと思いました。

日本でも、五行思想によると13は金気の生数4と成数9の和であるため、完全な金気を象徴する殺気の数となって忌避されたとする説があり(説明を読んでも殆ど理解できませんでしたが・・)、また船や山小屋で13人が集まった際は、顔の絵や藁人形で14人目を追加する習俗もあるんだそうです。

そんな知識は全くなく、冒頭書いた通りそう深刻に考えてなかった13日の金曜日ですが、影響を与えられたのはやはり、映画の「13日の金曜日」でしょうね。怖いのでちゃんと見たことはありませんが。

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実物は怖いのでこちらで https://www.1999.co.jp/image/10591111/20/1 ホビーサーチさんのページより

一方英語圏キリスト教徒では深刻なケースも見られ、アメリカのアッシュビルにあるストレス管理センターと恐怖症研究所によると、アメリカで推定1,700~2,100万人が、この日の影響を受けて恐怖を抱き、歴史上で最も怖がられている日「13日の金曜日恐怖症」とされているのだそうです。

また現在使われているグレゴリオ暦では、1年の間に必ず1回以上、最大で年3回、13日の金曜日が現れ、またグレゴリオ暦は400年を周期とするので、そのパターンでは13日の曜日の中で最も多いのは金曜日なんだとか。

 

いろいろ調べて勉強になった「13日の金曜日」でした。

 

 

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