シニアライダーの日常・R1200Rと共に

シニアライダーの日常と記憶、愛車R1200Rと行くツーリングの記録と四方山話。

夏の終わりの藤沢

9月の第1週、当時は残暑というよりまだ真夏の暑さが続いていましたが、久々に最高気温が25℃止まりとなったこの日、所用で藤沢まで出かけました。
天気も曇りでむしろ肌寒いくらいでしたが、上着を着ていても苦にならず有難かったです。

藤沢も本当に久し振りで、江ノ島にここから江ノ電で行ったのはもう10年以上前になるのかも知れません。その時の印象からすると、この日はこんな天気でもあり、夏休みが終わった直後の平日昼間でもあり、江ノ電の乗り場も閑散としていました。

  

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デパート内は結構な賑わいです。右手が江ノ電乗り場

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乗り場はこんな感じです。

ODAKYU湘南GATEというデパートの方は奥様方中心に賑わってましたが、江ノ電乗り場の方は閑散としており、地元の人以外はあまりいないという事だと思います。

私からすると、藤沢、湘南、夏!というイメージなんですが、そもそも湘南=夏というのも、よそ者の勝手な感傷に過ぎず、この日の江ノ電は生活路線の雰囲気があって、これはこれでなかなか良かったです。

ただ湘南に限らず、夏の終わりのしかも海辺の町には何かもの悲しい雰囲気が漂うのも事実です。一昨日の13日の金曜日の記事で調べた五行思想でいうと、四季には色があり、青春、朱夏、白秋、玄冬だそうですから、赤い夏から白い秋に移っていく過程であり、赤に代表される鮮やかな色が褪せていくという事なのかもしれません。
北原白秋もここから名前をとったということで、冬は黒なんですが、私の場合は、ふきのとうというフォークグループの「白い冬」という歌の記憶があって、白は冬という印象です。1970年代の歌ですが、、。

そしてこの時期思い出す歌というと、やはり1970年代に活躍したトワ・エ・モアが歌った「誰もいない海」です。
夏の恋が終わって秋の海でそれを寂しく思い出す、というような歌詞だと思っていましたが、実は前年の東大闘争で燃え上がった安保闘争によっても70年安保は阻止できなかったという若者たちの挫折感を、山口洋子という売れっ子作詞家が詞にしたと言われているんだとか。ご同輩方にはわかっていただけるでしょうが、若い人はそもそもトワ・エ・モアも山口洋子も東大闘争も知らないですよね。私がやっとその時16歳ですから。
トワ・エ・モアは今もソロで活躍している白鳥英美子さんがメンバーとして活動していた男女デュエットコンビで、当時から澄み切ったきれいな歌声でした。札幌オリンピックのテーマ曲を歌ったり、ヒット曲も多かったですね。

千葉県に大きな傷跡を残した台風15号が過ぎた後も、季節外れと言えるような猛暑が居座ってどうなる事かと思いましたが、ようやく秋が始まるようです。バイクシーズンです!

 

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